ブレイド・オブ・アルカナ「騎士の国」

トレーラー

時は西方歴1067年6月――
激動の時代、このミンネゼンガーの地もまたその波から逃れることは出来なかった。かつて騎士の国と謳われた強国も、いまや北狄に蹂躙され尽くした国土と幼い主を抱える身。

そして今、国の頂で身を縮める幼いマティアスの身に暗殺者の魔手が迫ろうとしていた。
男は騎士を妬み、男は騎士を捨て、男は騎士に絶望した。

迫る凶刃は三対、待ち受けるアルカナの刃もまた。
騎士の価値、誰もがその答えを知るには時代は混迷を深めすぎていた。

ブレイド・オブ・アルカナ 3rdEdition
「騎士の国」

アルカナの刃よ、闇の鎖を打ち砕け!

ハンドアウト

PC1 ◎同志/ハイリゲス・ヴェルヴェンハイト
推奨:「03:夜の騎士」

ハイリゲスという男が居た。かつてブルーダーシャフトがまだ無かった頃、彼は落ち延びる自分達がそれでも頼ったほどの騎士だった。だが真っ直ぐ過ぎる彼の性格は、裏社会を纏めていく組織の方針には合わず、いつしかどちらからということも無く彼は組織を離れていった。もっともそういう人間も珍しいわけでは無い、その後の消息など気にしたこともなかった。久しぶりに紡がれたその名は敬愛する大兄の口から聞かされたものだ。そう、今回貴方がミンネゼンガーまで出向くのは、彼を抹殺せよとの命を実行するためである。

PC2 ○友人/レミントン・ツェーラー
推奨:「61:少年公の秘密」

レミントン・ツェーラーは貴方と同い年の騎士だ。誰よりもマルレーネのことを想いながらあえて貴方が国を出て旅を続けられるのも、彼のように共に“マティアス公”とミンネゼンガーを支える事を誓った友が居てくれるから、とさえ言える。だがそんな折、貴方にそのレミントンから一通の文が届く、何でもマティアス公が何者かにより暗殺されようとする計画が企てられているだとか。彼がわざわざ文にするからにはよほどのことなのだろう、貴方はミンネゼンガーへの帰路を急ぐことにした。

PC3 ○強敵/ラシャード
推奨:「93:忠臣」ならびにアダマスを推奨

貴方は古くからミンネゼンガーに仕えてきた騎士である。情勢定まらぬミンネゼンガーにおいて悪党というのは絶えることを知らない昨今ではあるが、ラシャードとはその中にあってもこの首都・ヤークストブロンにおいて小規模ながら組織立てた行動で悪事を働く一団の頭目だ。何度も手を焼かされてきたが、さらに厄介なことに最近何者かがバックに付いたようでさらに大事を企んでいる模様。どうにかせねばならないのだが正直、手が足らないのが現状。貴方は胸に徐々に焦燥が広がっていくのを感じていた。


と、言う感じで。参考までにPC2枠がtatari氏に売約済みというか決めうち枠ですので悪しからず。あと察しの言い方は悟られるかも知れませんが今回、無謀にも1対1×3みたいな構図を目論んでみようとかみないとか。よって2人に直すのは割と簡単ですが*14人目は勘弁と言うか嫌だという按配にございます。
参考までに特殊因果律は推奨、別にここの改変は要相談です。ただPC3はちょっと色々都合があってアダマスであって貰いたいです。あと微妙に年配な感じを想定していたりもしますがまあここはご自由に。
アダマス一杯な未来も見えますがそもそも今回、少なくとも最初はひとりで敵と戦ってもらいますので個人戦闘力の高いアダマスが増えようと問題は全く無かろうと判断しました。パーティーバランスがどうのと小ざかしく余計なことを考える必要も今回に限りございません。

ともあれ、あとは打ち合わせ掲示板の方で。

*1:要素を削るだけですし