淡々と。(はてなプロ野球’06)

なんか淡々と進んだイメージのあるゲームでした。なんでしょうか、完封ってこんなに簡単なことでしたっけ?でも6回にホークスが2点取っただけで何故かもう今日の勝利そのものは半ば確信していました、安定感という意味では今期の斉藤は本当に神がかっていますね。

ソフトバンク2−0オリックス
勝:斉藤和(13勝4敗) 負:前川(1勝7敗)

言えるとすれば今日の斉藤はあんまり吼えませんでした。解説が言っていましたが言われてみれば斉藤が吼えるのはむしろ調子悪くてピンチ作ってそういうのを必死こいて抑えたときですね、調子がいいとむしろ吼えないのか。
淡々とアウトも三振も重ねていって連続完封、なんというかピンチらしいピンチってほとんどありませんでしたからねぇ*1オリックスに点を入れられる予感は全くせず、あるとすれば本塁打くらいなのだけれどそれも斉藤は少ない方、後は味方が点を入れるだけというようなそんな試合でした。

打線は正直もっと点が取れたと思うんですがねぇ。今日はズレータがちょっとブレーキでした、ここで止まると丹念に我慢して松中が四球選んでる(あるいは普通に敬遠)意味がなくて困るのですが。とはいえ1回のズレータの当たりは良かったですし*28回のカブレラの当たりも後藤の超ファインプレーにタイムリーを阻まれた感がありますから、不満を感じたのは2回くらいでしょうか。つーか1アウト2、3塁(しかも半分相手のミス)は普通に点入れて欲しい、何だかんだで大村の調子がジリジリ下がっているような気がしますねぇ、7回のヒットでまた息を吹き返してくれると良いのですが。

まあ勝ったからには一応、文句ありませんけどね、ホントに点取りませんね、キミら。今日当たり序盤で自滅しかかってた前川をボコってビッグイニング作らなきゃいけない試合だったのに。無論、嫌な流れのところできっちり2点タイムリー決めてくれた我等がカブレラ*3も賞賛には値しますけどね、今日は何か淡々と当たり前のように完封決めてくれたエース・斉藤に乾杯*4というところでしょうか。11奪三振に13勝にまた9回零封勝利、なかなか1回の登板で松坂先生が投手三冠のどれかでも脅かすのは困難な状況に離しつつありますねぇ*5ま、ホークスファンとしては喜ぶべき事態です。その上に7完投4完封のオマケ付き、ものすごく気は早いですがこのままのペースで行けば今年の沢村賞はいただきでしょうかねぇ、非常にハイレベルな安定感に隙が無さ過ぎる。

*1:あって2回の2アウト1、3塁、でもこんな言い方はアレだけどただひとつアウト取ればいいだけのピンチがピンチに見えないのが今の斉藤だと思う

*2:あれは三塁、中村のところに飛んだのが不運

*3:西武ファンにとっては偽カブレラと呼称されるらしい、酷い話だ(苦笑)西武の和田とウチの和田くらいならどっちが偽とも言えんクセにw

*4:一発変換は完敗、オリックス側から見れば間違ってないかw

*5:一応可能性があるのは奪三振、次の登板で12奪三振すれば追いつく