最後に頼るは先発陣。(はてなプロ野球’06)

二日分です。
いよいよ大詰め、ギリギリで2位に踏みとどまるホークスですが3位から1位まで1.5ゲーム差内。土壇場で頼りになるのはやはり土台というかなんというか、ずっと好調のままつないできてくれてる先発陣でした、という話。

  • 9/9
ソフトバンク4−0ロッテ
勝:杉内(7勝4敗) 負:久保(7勝11敗)

ようやく報われた、そーゆー試合でしたね。実は昨日の試合は後半あたりから見られたのですが、杉内はほどよくいい調子で投げていました。好投はしていてもずっと勝ちに恵まれなかった分、PO前にちゃんと1勝記録できたのは本人にも区切りと言うか自信、手ごたえの類として返るものではないでしょうか。

打線も7回に2アウトからランナー溜めて効果的に追加点奪えたのは好印象です。こーゆー点の取り方*1はダメージでかいですからね、ほぼ勝ちを確信できた瞬間でした。

やはり杉内も勝ちを計算できると、相当に楽ですね、鬼に金棒w 非常に意義ある1勝だったのでは無いでしょうか、形式上だけでも2位をちゃんとキープできてますからね。しかしPO第一Rだと杉内含め4人の中から3人選んであと1人中継ぎ行きか、ぜーたくだこと。やはりここ先発陣の質では他二強を上回れているかな?と思える試合でした*2

  • 9/10
ソフトバンク2−0ロッテ
勝:斉藤和(17勝4敗) 負:清水(8勝8敗)

……兄さん、その上は完全試合しかありませんぜ。
っていうか無四球完封に13奪三振ってホントに文句のつけようが見当たらない(苦笑)前回、右肩の張りがどーこーとか言ってなかったっけ?まー隣の松坂先生も右臀部がどーのこーの言いながら6連続三振とかやってますからもういいですけど(呆れ)

しかし“0に抑えれば、負けることない。”とか、エースってのは皆こんなもの言いする人種なんだろうか?w*3何と言うか頼もしさが例年とはまた桁違い。

というのもこんなに“絶対的”って感じで投げ始めたのは今年からでして。成績としても防御率は自己ベストを1点近く下回ってるはずですし何より完投&完封の数が倍以上になっているはず。昨年まではいいピッチャーだけどそれ以上に“勝ち運”に恵まれた感じというイメージがありましたが、今年は第二期覚醒でも迎えたのかしら*4この分なら防御率最多勝は固そう、勝率は新垣が勝ちを重ねると負け数の分不利だし、奪三振はラストスパートかけてる松坂先生とデッドヒートだからなんとも言えん*5

まあともあれちょっと元気ないとは言えロッテ相手に連続零封といけたのは気分がいいですね。気分がいいというのは大事なことです、なにせあと10試合前後とポストシーズンだけなのですからノッて行かないと。1位通過もまだまだ可能性ありますから頑張って、ってかこのままの順位だと北の果てと南の果てで日本縦断シリーズになることに今気付いたw 頑張れ〜移動するのに日本縦断とか結構洒落にならん。

*1:しかも決めたのは4番松中

*2:別に西武も日ハムも先発が弱いとは欠片も思わんけど

*3:まあ確かに“自分が投げるからには勝つ”くらいの気概があるのが望ましいですけど、ね

*4:第一期覚醒は2003年、それ以前の斉藤を一応知っていた私は何があったのかと7、8勝くらいするまで何が起こってるか信じられなかった覚えがある。

*5:二人とも調子いいと平気で二桁奪ってくし