うん、最高！！（はてなプロ野球’06）
勝った、勝ちましたよ〜！！
もう大歓喜、昨日からテンション上がりっぱなしです、嬉しいぃ〜っ！！！
ソフトバンク６−１西武 勝：柳瀬 負：星野
柳瀬、神！！
まずこの一言に尽きますね。昨日と合わせて４回３分の２を単発の四球２つ、被安打ゼロ、失点無論ゼロ！！*1もう神です、仏です、救世主様です、ホントに８月末に上がってきた*2ばかりのルーキーか！？
また、だからと言って藤岡、馬原の功績が霞むわけではありません。結局柳瀬と合わせて二試合でスコアボードに８つほど*3ゼロつけたんだからむしろ彼らの勝利！ってことで、強力極まる西武打線相手にこの大舞台で良くやってくれました。
で、一番サプライズの寺原クンｗ まさか５回１失点、被安打３で抜けてくれるとは思わなかった。想定では３回くらいまで全力で投げてくれれば御の字、昨日と同様６回まで行けば磐石リレーに移るとして空白の２回を誰が埋めるのか？というようなことを考えていましたが、あにはからんや、その“２回”は寺原本人が埋めてくれましたとさ、万歳♪万々歳♪
ってか改めて若い投手陣だこと。馬原の２５歳で最年長ですよ、今日投げた中では。
打線はやはりミスター３ランなズレータをはじめ終盤に押し切る昨日の勢いをちゃんと繋いでくれました。
―オレはずっと考えてたんだ 城島の抜けたチームに 大砲はあるのかって
ＨＲの出なかったクリンナップは いなかったのと同じなのかって…
今ならわかる 大砲はある あったんだよここに
と思わずハチクロのラスト台詞をパロってしまうほど嬉しいｗ さらに代打起用されている稲嶺や的場がタイムリー打ってるのがよいです、昨日爆発したチームの勢いをそのまま示しているようで、その流れをさらに盛り上げていくようで。松中も最後にちゃんと１発タイムリー出しているのでよかったです、形はどうあれこれで昨日のがマグレとか思う必要もなく札幌に乗り込めますからね。
気持ちの良い勝利、ホークスの勝ちです。マグレでもなんでもない、ホークスは西武に勝ったんです！
さて、第１Ｒ全体を総評してみるとやはり中継ぎの出来が明暗を分けています。それは第１Ｒ通してのチーム打率にはっきりと現れている、ホークス２割８分７厘に対して西武１割７分２厘。松坂と斉藤、そして松永と和田、西口と寺原、彼らの出来がここまでの差をつけているわけではない*4明らかに中継ぎ陣の*5出来がここまでの打率の差を出しているのです。
それと個人的にもう一点。最後まで涌井を出さなかった、二戦目を松永で出した西武伊藤監督。ここに若干の敗因があるのでは無いかと私は見ています。松永を出すのが最善だったと昨日の試合後、伊藤監督は話しています。それは本当に最善だったのか？松坂、西口、涌井と並べるのが最善を通り越して最強ではないのか？ローテーションの問題で涌井を対日ハムに『温存』した伊藤監督の判断、それはＰＯを勝ち抜くための最善ではあったかも知れないけれどこの第１Ｒを抜けるための最善ではなかった、その綻びの結果が昨日の第二戦、そして第二戦で取り戻した*6ホークス打線の勢いと自信、打てなかったホークス中継ぎ陣、打ち込まれた西武中継ぎ陣を引きずっての今日第三戦の結果だとしたら。ベンチに入れておきながら最後まで涌井を使わなかったのは、伊藤采配の“甘さ”ではないかと私は思います。
無論これは結果論です。昨日第二戦で綺麗に終われば上手い配分、上手い采配と褒められるのでしょう。結果、今日を勝ってしまえば別段批難される余地はないでしょう。しかし結果は結果、ホークスファンの見地から言えばこの伊藤さんの采配はホークスにとっての勝因であったと思わざるを得ないのです。結局言いたいことことはひとつ。
貴様はホークスを嘗めたッ！！
ってあたりでｗ
さて、ともあれこれで堂々と第２Ｒに駒を進めました。いつぞや謳った『日本縦断シリーズ』の始まりですｗ これでようやく昨年、一昨年と同じ位置に辿りつきあっさりと初戦を落としたのと同じ状態からスタートするのです（苦笑）しかし勢いと自信を得たホークス打線、磐石を証明した中継ぎ陣、１２球団１を自負する先発陣、彼らを持ってすれば勝利はむしろ近いと信じています。何より“彼ら”はその位置で待つことを知らない、第１Ｒを勝って勢いをつけた挑戦者共がどんなに忌々しく強いか知らない、暢気に１位通過程度でビールかけを行った奴らにＰＯ第２ステージがどんなに地獄の戦場かを突きつけてやろう！貴様らには想像もしなかった戦いが始まることを教えてやろう！
第２ステージも第１ステージと変わらぬ熱戦、激戦が続くことを切に祈ります。
