ある意味理想のクライマックス。

というわけで松坂は最低限という感じでやってくれました。取られた点数こそ似たようなもので、やっぱり最高峰の舞台だとそんな簡単にはいかないとも思いましたが、前2回に比べれば気合が乗っていたというかいいボールがいいところに来ていた印象でしたか。インディアンスが普通に強かった印象。
しかし、まあ逆境に強いチームと言うか。少なくとも今のチームということで論じればポストシーズンに強いチームなんだろうなぁ、レッドソックス。……羨ましい。

ともあれ、これでついに無敗でポストシーズンを駆け上がってきたロッキーズとの頂上対決。やっぱり海のこっち側の人間としては松井稼と松坂の対決というのがまず一番の楽しみに挙げられましょうか。同じチームの人間だっただけに、全力勝負の経験とか無いはずですからね。また、これで同時に井口、田口に続いて3年連続で日本人がMLBのチャンピオンリングを手にすることも確定。本当に日本人がメジャーでプレイすることが当たり前の時代に徐々になりつつあるのでしょうね、野茂が挑戦を始めた頃から見てきた野球ファンとしてはちょっと感慨深いものが。