でもんぱの感想上げてみます。
それはそれ、これはこれってことで。
先週末の例会で薬師先生のデモンパラサイト卓にＰＬ参加に成功したのでそのとき感じたことを感想として書いてみようかと。
まあ方々で上がってますから今更やらなくてもとも思いましたけど、どうも外装パッケは私の愛するダブクロと同色らしいし、せっかくですから。
せっかく私はダブルクロスな人間らしいのでまずはシステムそのものに関しての感想をそこらへん比較して観点にしてみようかと。
- 薬師先生曰く、ダブルクロスが人間関係に振り回されでもんぱは衝動に振り回されると書いておられましたがこの点はまさしくという感じかと。根拠はやっぱり戦闘時に切羽詰ったらどうするかという比較でしょうか。ダブクロならロイスをタイタスにして*1解決しようとし、でもんぱならきっと衝動を溜めてでも振りなおす、それによって最終能力が使えるラインまで頑張るという方法を取るのでしょう。結果としてダブクロの場合、人との絆（ロイス）が崩壊して色々大変なことになる。でもんぱなら衝動表の結果がアレで大変なことになる、と。
- さすがＳＮＥが作ったダブクロというか何と言うか、地に足がついたというよりむりやり地に押し付けられるようなこの感覚ｗ まあ金に困ってどうのこうの、衣服がアレでどうのこうのというのはダブクロではサポートしないところなので楽しみ方としてこのあたりをクローズアップするのは間違いではないのでしょうね。別に私はどちらがどっちとは言いません、こういうバタバタした感じも嫌いじゃありませんし。
- 後、ダブクロの場合だとミドルでも放っておくとドンドン侵食率が上がってヤバイことになっちゃったりするのと比較してでもんぱをプレイしていてもあんまりヴィシャス化の恐怖は感じませんね、結構遠い気がする。というか衝動は一応回復できちゃうし、暴走したら一発アウトでもないし何より衝動を上げるのは全てこちらの任意だから、望まない限り絶対にヴィシャス化はありえないみたいですしね、でもんぱの場合。*2
- どうも話を聞くだに第一印象*3のイメージよりはダークな感じの設定らしいですが個人的にはダークなことやるならそれでもダブクロ使うでしょうか。ＰＣが抱く危機感とＰＬが抱く危機感がある程度データ的に共有できるあたりダブクロは優れていると思いますので*4
大体こんなところで後はセッションそのものへの感想に移ります。
使用されたシナリオはRole&Roll誌に掲載されていたものらしいので詳しくは割愛。
まずは使用したキャラから
神凪 サラ（ブリガンダイン／人間／１７／♀／学生（不良）） キツイ性格、キツイ言動、毒舌を垂れ流し暴力を適度にちらつかせる娘……一般生徒から恐れられる様がちょっと楽しかった。後から思えばちょっとだけ家族計画の青葉様に影響されたのかも知れん、あの方の毒舌には遠く及ばんがｗ 不良に情報源があるのが居るといいとＧＭに言われたのでそういう方向で不良生徒としたのですが…パーソナリティをダイスロールしていくうちに親は政治家で海外暮らしが長く生まれたときから寄生されていた上に悪魔のことを自然からの警鐘だと思っている上に信念を貫くために戦っているという結果にｗ そういうわけで悪魔の力を前述のようなものだと解釈し親に掛け合ったが取り合ってもらえずグレて勝手にセラフィムに入った、とかそういう設定にしてみる……この生き物は本当に不良だったのだろうか？ｗ
というようなキャラで、一応他キャラのことを。
- 佐野誠（２３・♂）探偵でファランクス。どういうキャラかと問われれば山鳥先輩なキャラｗ
- 黒河智佳（１６・♀）アイドル志望でカラドボルグ。クラスメイト、実は…なんというかcielx先輩らしいといえばらしいキャラ
- 春日紅葉（１７・♀）クレイモアの風紀委員、ライバル、黒猫夜クンらしい真っ直ぐ素直なキャラ。
- 宮田正造（２７・♂）ヴォージェでトラックの運ちゃん。一人我が道を行くひたすらな渋さｗ
というような感じです。以下セッション中の感想。
- 参加者の５人纏めて知り合いで一括セラフィムから依頼される形で動くってあたりがまあＳＮＥゲームですね、と思いながらもそういう感じで悪魔憑きに関わってそうな事件の調査を依頼されます。
- 点々と手がかりを分けてパーティーを分割して判定して調査進めて…と。この辺は尋問が中級技能で他に得意そうなメンバーは居なくてキャラも立てれそうってことで進んでこいつが生かせそうな調査方面に立候補していました。おかげで非常にろくでもないキャラになってしまったような気もするがｗ
- 主に学生組み残り二人と軽く絡んでいたような感じでしょうか。このへんは単発でパーティー制のゲームだと中々全員にあるいは深く絡んでいくのは難しいところがあるような気もします。色々システム的にもＳＮＥゲームはキャンペーン指向なところがあるような気がしますし*5
- 中途、偶然悪魔憑きに目覚めてしまった少年の説得をちょいとミスる。実時間が大分押してるのを下手に意識してしまったせいと後、キャラ的にどうしてもフレンドリーに接するとは思えなかったので手早く纏めようとしてしまって物言いが変に事務的になってしまった模様。一応真摯さを欠いた覚えは無いけどこの辺は所詮捉えられ方だから言い訳にもならんし。ひとつにおとなしくフレンドリーに接するであろう他の人間に任せるべきだったのかも知れんというあたり、でも完全初対面の人間にあんまりフレンドリーに接しすぎるのも個人的にはどうかと思ったし…ま、結局時間のせいで冷静さを欠いてたのが多分敗因、心に余裕があれば馴れ馴れしくはならずももうちょっと上手い言い方が出来たでしょう、ちっと反省。
- このへんはダブルクロスに慣れてしまってるせいなのかも知れませんね。薬師先生が夕食会あたりで言っていたような気がしますがその少年が顔見知りなり何らかの縁故があれば（要するにシナリオロイスならｗ）馴れ馴れしく行っても何の不自然もありませんし。
- 戦闘では防御担当と言われるブリガンダイン……結構頭使わんと成果が出せないｗ 初手、飛行で突っ込んで敵の攻撃を全部引きつけその上で全回避までは良かったのですが。誘引香が強力な妨害であっても決め手にならないあたり、プロテクション紛いの氷壁が止める期待値とかかるコストのエナジーがほとんど等価なあたり、生体鎧を他人に飛ばせるあたり。色んなことを考えながらパーティー全体を見てダメージコントロールを図る必要があるのだなぁ、というのが結論。まあそういうの好きだけどｗ
エンディングは時間切れ。まあ時間に焦る前に出来たこと色々あるだろってことでやっぱり反省ですね。
ともあれ￥１０００でこの内容なら上出来の部類かと思います。ダブクロと似たシチュに対してまた別のアプローチが出来るシステムかと、逆に言えばダブクロのシナリオをそのまま使えるものでもないような気もします。ややライトな感じでヒーローできる感じというか…ひょっとしたらダブクロを仮面ライダーみたいな感じで繋げるならでもんぱは戦隊モノなノリでやれば良いのかも知れません、にしては設定がややダークですがｗ
結論としては…まあ私の嗜好するシナリオやるにはダブクロの方が向いてるってことできっとわざわざでもんぱを買うことはないのでしょう♪（散々言ってそれが結論かｗ）
でも面白そうな切り口のシナリオが用意されたらまたやってみたいシステムではありますがね、まる
