斉藤恐るべし


ダンジョンにはまりながらもちゃんと野球は見てましたw 食事と休憩を兼ねて中断しただけとも言うのだけど…しかしテンションのクールダウンが出来るような展開ではなかった今日の試合、いやいや斉藤ってホントにいいピッチャーなんだなぁ、と。

ソフトバンク2−1ロッテ
勝:藤岡 負:小林雅

まさかの連夜サヨナラ、まさかの小林雅攻略、まさかの3タテ達成、無論ここぞというときに集中し初球で理想通りに仕留めたズレータはヒーローに値するし見事なHRでした。地味ですが小野は今年ロッテの投手陣で一番防御率がいい*1、それを思い知らされるようなジリジリしたゲーム、0−1完封負けを覚悟しただけに興奮もひとしおです。
ですが、それでもあえて今日は斉藤の凄さに目が行きました。正直、今日は調子がそれほど良いようには見えませんでした*2、基本的に4本柱(斉藤、和田、新垣、杉内)に関しては四球の多寡がそのまま調子の良し悪しと思っています、まあ一般的に言ってもそうかもしれませんが。
それゆえに結局何度も何度もピンチを迎えておきながら結果は8回1失点、終盤8回でも満塁のピンチを150Km/h台のストレートで押し切って抑えてしまう姿に戦慄すら覚えました。幾度と無く迎えたピンチ(5回と8回が特に)を気迫と意地で抑えきりマウンドで吼える、これぞエース、これゆえに斉藤はホークスのエースなのだと。幾度とあったピンチを1点で抑えたが故のサヨナラ勝ち、ロッテの敗因が数あるチャンスをことごとく潰したことにあるのならば裏返して今日の勝因は斉藤が土壇場のところで耐え抜いたが故と私は思います。

ところでこれで一応また防御率、勝利数、奪三振で三冠取って斉藤暫定三冠王です。でも松坂が次に投げたらまた塗り替えて暫定三冠取るのでしょうw そのうち直接対決で投げ合って白黒つけることを希望します、それはきっと私が心から愛する素晴らしい投手戦になるでしょうから。

*1:今日の結果をふまえて防御率2,48

*2:まあ何度も何度もチャンスを作られたからそう見えるだけかも知れませんけど