Guilty Pain「04:Ending Rapsody」

というわけで先日火曜日に行いました第四回の感想を上げてみたいと思います。先に言っておけば今回も時間かかりました、8〜9時間かかったはずです。でも今回は仕様です、よってそんな詰め込んだ構成にしたGMに責任があってもPLの皆様には責任はありません。ある種賭けだったのですが、前回のように雑談満載でたらたらやってると本当に日が変わる羽目になったかと思います。
まあともあれ大詰め、いい加減分量が面倒なので感想書いてくれた感謝を込めて薬師先生の記事の方だけ列挙しておくことにします。私のは今ならダブルクロスのカテゴリで括れば並べて出てくるはずなのでそちらでどうぞw

第四回
第三回
第二回
第一回
グランドオープニング

有馬勇
(モルフェウス/ノイマン ワークス/カヴァー:高校生/高校生 17・♂)
前回までの良い巻き込まれPC1っぷりに気を良くして今回はさらにハードルを上げて見ました。自分が死んででも他人を救うか他人を見捨ててでも自分は生きるか、結構心理負荷の高い選択を迫りましたがそのあたりいっぱいいっぱいになりながらも格好よく決めてくれたあたり本当に山鳥先輩がPC1になってくれて良かったと思っております、後一回です、頑張ってください。
葵天音
(エンジェルハイロゥ/エグザイル ワークス/カヴァー:ビジネスマン/高校生 16・♂)
今回は囚われる状況からスタート、全般的に負けロールづいているような感じになっちゃいました。まあ半分PLから言い出してることだし罪悪感は欠片もないのだけれどw 次回、早月ちゃんは外で貴方の帰りを待っています。展開次第ではさっさと早月ちゃんは取り込ませる予定だったんだけどなんとなくその方が美味しそうだったので。今回は苦悩と逡巡って感じ?次回はラストということで好きなだけ暴れてくださいな。
叶絵真紀
(ブラム=ストーカー/バロール ワークス/カヴァー:セルリーダー/保険医 25・♀)
なんというか…凄いキャラが変わっているのだけれど振り返ってみると確かに順々と段階を踏んで変わっているというのが実に上手い。前回と今回を比べると納得の変化だけれど気付いてみると第一回の頃とはほとんど別人、その彼女が一体どんな結末を迎えどんな道を選ぶのか…実はここだけは予測し切れませんしあえて予想していません、最後まで楽しませてくれることを期待しております、サー!
  • シナリオの流れとしては囚われた天音クンに残りの伏線に関わる情報を奪取させる&今まであまり触れてこなかった神城遊馬の人となりなどについて天音クンと接触したり部下だった美樹さんに語らせたりして伝えることが目的。どうやら目算どおり非常にろくでもない危険人物との認識を持ってもらったようで満足満足。何と言うか知識欲と好奇心だけ残した金も権力も力も持ったろくでもなし科学者というコンセプト。
  • 反面、量産型ギルティ・ペインの脅威とそれによって引き起こる事態をアピールして危機感を煽ったのは良いのだけれどそれでPC達が休む間もなく再突入を決意された。一応、ここのインタールードで葵パパを出す予定だったのだけれどそんな余裕のある展開ではなくなってしまったので断念。このへんはちょっと危機的状況にしすぎちゃったかもしれない、反省かな?葵パパの出番は次回頭のマスターシーンになります。
  • もうひとつ反省点、天音クンが敵の本拠から奪取するという形で情報を渡したのだけれどその際、NPCに救出の手助けをさせたこともあって*1他のPCのやることを微妙になくしてたような気もする。今思うとそれとは別に外で集められるネタ情報を用意しておくべきだったかもしれないと思ったり、でも基本的に他のPCも天音クンの救出を主眼に置くだろうし…要するにコレは天音クンの救出に際して他のPCにもちゃんと見せ場と役割を用意するべきだったということかな?この辺の構成はちょっとミスってるような気がする、反省。
  • ともあれ敵のアジトへ再突入、量産型ギルティ・ペインの恐怖を味合わせる予定だったのに構成による侵食率の目算をミスってあえなく奴らはエキストラに格下げ(泣)次こそは…次こそは…*2
  • 敵のアジト最奥にてついに勇君の正体をばらす、それによって簡単に言えば地下に眠る巨大生物の暴走を確実に防ぐには勇君が取り込まれることが必要で*3逆にギルペでそいつを倒してしまうのは非常に確率が低く、またその方法を取るとソムニアの少女*4は消滅してしまうという選択肢が発生。ここはとっくり悩んでもらうところでそりゃあGM的には勇君を助ける方の選択を想定するとはいえこういうシビアな選択を迫ったからにはどちらを選ばれても文句を言うつもりはなし。まあ身内でしか出来ないプレイですね、PL同士、あるいはGMへの信頼があればこそPCの信念に基づいて選ぶことが出来るというか、PLとしてもどちらを選ばれても恨むことはないだろうという信頼というか。一度やってみたかったことなのです、PLの皆様には平身低頭で感謝の意を表明したいところ。
  • というわけで戦闘はそれぞれの理由で勇君の敵に回ることに決めたNPCギルペ二人と勇君を見捨てないことを決めたPC達という構図。もしかするとここでギルティ・ペイン全員集合で集団戦というのも考えないではなかったですが、ね。真紀さんのキャラが従者使いでミドルでも普通に使って演出するのでこれは序盤に捨てたプロットでした。
  • で最後の最後に肉塊に取り込まれて引きという究極エンドをやるw もうやりたい放題だな、自分(呆れ)幸い、PL達はこういう状況で負けプレイを楽しんでくれる快い人々。大丈夫、次回はカタルシススタンディングオベーションですよ……きっと*5

というような感じで勇君のPLを筆頭に結構PL達に尋常でなく負荷をかけるような展開だったと思われます。でもそれに反省も後悔もしていません、皆様ならその上で素晴らしいキャラロールをしてくれると信じていました。その希望に応えてくれたPL諸氏と素晴らしいPC達には感謝の気持ちで一杯です。そういう意味も込めて明日の最終回は緊張モノですね、是非とも満足という出来に仕上げて見せたいものです、頑張れ自分。

*1:NPCを使ったのはそのままだと天音クンがデータを漁るという方向に走るか微妙と思ったのでデータ収拾を主目的とするNPCに助けさせて立ち会わせたという側面も

*2:次、あるのか?

*3:実は勇君の正体はそのために作られた実験体

*4:ギルティ・ペインのパートナー

*5:いや確実にと保証はできん