伝説…。

そう読んで差し支えないものだったのでは無いでしょうか?甲子園決勝・駒大苫小牧vs早実の引き分け再試合の話です。

実は前日の試合も見ておりました、壮絶、の一言に尽きる素晴らしい投手戦でしたが興奮も冷めやらぬ中、ふと思ったのは“明日の試合は崩れて荒れてしまうだろう、もったいないな”という予測。15回投げきった斉藤、田中両エースの疲労を考えると今日の試合は拮抗した好ゲームにはなり得ないだろう、それは仕方ないことと思うのは当然かとも思います。

見事、見事としかいいようがありません。結局、24回にもおよぶ長大な試合の結果、この2チームの差はわずかに1点しかつかなかったのです、素晴らしいゲームでした。
昨日の疲れなどものともしないとばかりに投げ込む斉藤。昨日の、いや大会そのものの疲れを思わせながらも“格付けはもう済んだのだ”とばかりに意地を張らず丁寧に、落ち着いてなんとか抑えていく田中。非常に拮抗した両チームなれど、ほんのわずかばかり早実の方が斉藤の方が勝利に相応しかった、ただそれだけの話。

伝説と呼んでいい、いや間違いなく伝説のひとつとして語り継がれるでしょう。いい試合を見せてもらいました。



さぁ王監督、別に即戦力が必要なわけでは無いのです、大学できっちり積んだあとで十分。数年後に斉藤をとりましょう!早実の偉大なる先輩として!(腐)