今シーズン感想・捕手編。(はてなプロ野球’06)

ま、それはそれ。昨日の予告どおり今シーズンを振り返ってみませう。全部いっぺんにやると一気にネタが尽き…長くなりそうですし今宵は捕手編ということで。


せっかく落ち着いたのですし冷静に行きましょう。正直、多少評論家共に“ざまぁみろ”とか言いたい気分もございますが、私だってシーズン始まる前にここまで出来るとは思っていませんでしたのでお相子です(苦笑)


さて、シーズン前は一番困るところ、と言われていた点です。誰の目にも明らかな昨シーズンとの変更点、それは球界でもトップレベルのキャッチャー、城島が抜けてしまった点でしょう。

私はそこまで専門知識と経験をもって語れるわけでは無いので、そも今抑えたのが配球の妙なのかピッチャーの力量なのかというのを全般的に見てキャッチャーの質を捉えられるわけではありません*1

よってまあ一番短絡的に結果をもって見る、というか例えピッチャーに引っ張ってもらってアップアップでリードしていようが結果として抑えているのなら別に構わないと思うのです。正直言って今年は“穴”として目立たなかった分だけで上等と言えるのでは無いか、と。前置き終わり。


というわけでまあシーズン前は『質が落ちるのは仕方ないとして的場なら無難にこなしてくれるかな?』程度に思っていたわけです。ですがここに割って入ったのが山崎、はっきり言ってサプライズもいいところです、っていうかシーズン前の予想でもあんまり聞かない名だったのですが?w 結局競争に勝って*2スタメンをゲットしたのは天晴れとしか言いようがありません。まあさりとてちょくちょく和田や新垣が“勝己のリードが良かったから”的な発言をヒーローインタビューでしてたのは自信をつけてもらうため、と見ていますけど(苦笑)

例え今はピッチャーに教え助けてもらってる段階でもいいと思うのです。名捕手は名投手を育て名投手は名捕手を育てるとかいいますしね。来シーズンは山崎のこれまで以上の飛躍ともうちょっとの打撃レベルの向上を期待する次第ですw 何より彼、まだ若いですしね、これから♪これから♪
あ、的場先生?せめて打率をもう1割は上げられませんか?w その他の面ならちゃんと及第点以上だと思うんですけどねぇ、ぽっと出の山崎にあっさりスタメンを取られるのは情けないとしか言えないっす。斉藤の専属捕手とかいう立場が斉藤和己の温情か何かのような気がしてならない今日この頃、もっと頑張れ〜

ってなところ。結局山崎が三歩ほどリードしてるところでしょうか。印象に残ったのは山崎→(代打)→的場→代打・田上、そのまま捕手 ってな起用法でしょうか?この辺りのドタバタにこそ打てるキャッチャー・城島の穴を一番見た思いw 田上のことは打撃陣の方で評しましょう、これで捕手として評するのも違う気がするけど…正直城島の残像が残る身としては出来るんなら田上に捕手やってもらいたい、打てる捕手が恋しいw ……ま、それができねーからDHなんだろうがな。

*1:まあ場面場面を抜き出して“その配球は違うだろう〜!?”“む、今のは見てて意表を突かれた”とか“あ、さっきの球が布石でそれで打てなかったんだな”とか局地的にそーゆーことくらいは思いますけどね

*2:シーズン中盤〜後半にもなるとスタメンはほぼ山崎でしたからねぇ