「キルヘン河治水工事」

2週間も前の話ですが、まあ簡単に。cielx先輩が例会で立てられたシナリオ。

1043年なんていう珍しい時代に*1やることは治水工事、テーマは地上の星でw


というわけで簡単に。

セラフィルシア・フィルスミーニア(アダマス=ディアボロス=コロナ 19歳、♀)

・フィニスでも無いのに、こんなくそ珍しい時代にも投入できる私の持ちPCのひとり、トリエル湖東岸の一帯を治める方伯…の娘で、聖剣ペナンスの48人目の主…に20年くらい後になる予定w 1040年の初参加アクトのハンドアウトで堂々と“ハイデルラントに名高き英雄である”との証文を取ってあるので当時から名高き英雄であったのは事実。
・どうでもいいけれどこの時期、子供PCの都合で年内に婚約を済ませことに到っているらしいとか色々考えるのはろくでもないけどこのキャラならではな楽しみのような気がするw 
  • というわけで旧版サプリに記載されていたシモンズ家によるキルヘン河の治水工事を題材に持ってきたアクト。当然ながらPC1はシモンズ家の人間でという流れで、河が暴れているのは“河を喰らうもの”なる魔神の存在があるからということでそいつを倒す……前に、治水工事を行い彼の力を弱らせてから叩こうという実にcielx先輩な*2趣旨のアクト。
  • やはりこーゆーデータ的に色々仕掛けというかゲームを用意してアレコレやらせるあたりは一日どころか長がありますな、見習うところも沢山ございました、以後の参考にさせてもらいましょう。
  • 同時にロールプレイ分、ストーリーとしてのシナリオ分は必然割を食いますな、これはどうしても宿命のよう。自分は結構その手のことに時間を取りたいくちなのであんまり本格的に仕掛けるのには向かないのだろうなぁ、実際ガイアの方も1話で試みたせいで進行に手間取る羽目になったし、などと……いや、今回のセラフは普通にロールプレイに勤しんだ記憶の方が強いのだけれど、下記参照w
  • で、色々問題が発生するから解決するパートと<交渉>やら<錬金術>を駆使して建築を進めるパートにPCを割り振って堤防を完成させようというミドルの流れ。『はっはっは、地道に建築なんて私の領分ではないな』などというPCの声と能力、ルールも手伝ってセラフは専ら問題解決フェイズに回り、普通にロールプレイを満喫しておりました、特に最後の商人を説き伏せるところなどは普通に“らしさ”を出せたので満足。他PCと絡む機会が足りないところは仕様なので仕方なし、と*3。可能な限り問題解決フェイズに人を割かない方がルール上有利、というのは仕様でいいんだろうか?個人的にはわりとひとりで美味い目を見たような気分なのですが…まあ他PLも<交渉>やら<錬金術>がCLするたびにキャアキャア言って楽しんでたようだから別にいいか。
  • というわけで皆様の素晴らしい<交渉>能力により奇跡を1発も使わずに所定の理論最高値をクリアしてしまったPC達、なるほど、コレだからわざわざ堤防のことひとつが歴史書に残ったのですね♪力を削がれきった(データ的に)“河を喰らうもの”が虚しく遠吠える中、莫大な奇跡をバックに憐れな彼を蹂躙するPC達、う〜ん、この辺のノリを含めてやっぱりいかにもcielx先輩、なアクトでした、まる
  • 追記、莫大な金を稼いだもののその使い方を探すことも無く老衰の間際に達していた商人。最期にキルヘン河の治水工事に出資してくれた彼の名を後世に残そうとセラフは堤防完成記念の祝祭を設けると同時にその祭りに彼の名前をつけさせました……と言う流れで祝祭をひとつ創るというED、まるw


と、まあ例会で遊ぶにはこれくらいでいいんでは無いかと思いました。一応、全部CLで最高条件を満たされるのは予想外だったらしいですがPCやらPL共はたくましいですからねぇ(苦笑)とはいえ中々新鮮で楽しいアクトでした。

*1:そも1041〜1055くらいの期間ってまがりなりに平和なんですよね、ハイデルラント

*2:別に褒める意図もけなす意図もない、ただ“らしい”と思うだけ

*3:例会ですので時間的な制約が色々と、ね