「黄昏の竜都」

寝ろというにも関わらず、地味地味と年末年始レポを続けます〜

自分で予定を提案しておきながら、疲労困憊の極地で中国から帰ってきてインターバル1日でGM。正直、事前に作ってあったとはいえパフォーマンスが若干不安だったのですが、まあ何とか上手く回ってくれた模様。

参考までに完全な前後編なので、前編「黄昏の序曲」の内容を踏まえてからご一読いただくと幸いです。↓

「黄昏の序曲」 - Strange/Tone

  • というわけで後半戦。火の手が上がっているドラッヘンブルク、騒ぎ出した人々、残っている反王弟派、そしてメルヒナに攫われたレーネ、と問題山積みなところからメルヒナとの決着編のスタートです。
  • まずは前回から、そーいえば、セッティングの問題で跳ね橋が壊れてて、城に閉じ込められたという状況をほぼ頭から飛ばしていた間抜けなGM、約一名。次の瞬間、即決で頭に浮かべたのは“えっと…渡ればいいんじゃない?[聖痕者]なんだし”とすっ飛ばした意見でしたが、誰も彼も超人じゃねぇんだし、と思いなおしたのと『城に入れるほうが逃げてきた人々を収容できて良い*1』ということで、即決、判定をでっち上げてみんなで力を合わせ、跳ね橋を降ろすという顛末。以前のアクトでも、思った事なのですがやっぱりPL、PCが状況に対して色々考えて、皆で話し合い、やるべき事を探していってくれるのは、なかなかGMとしても嬉しいことであります。
  • 最初のアクシデントをクリアしたところで、今回のレギュレーション発表♪要約するとシーンの時間をかければかけるだけ、メルヒナに囚われたレーネがクライマックスに送ってくれる支援が減っていき、最終的には彼女に《白き鳥の印》が押下されるというシナリオ仕様です。最善のクリアで彼女の所有する≪恩讐を越えて≫をゲットできると聞いた瞬間に張り切るPLさんたちw 強いですからねぇ、アレ、実際強かったですし(苦笑)
  • というわけで順々に、火元を止めたり、反王弟派を止めに行ったり、などと乱を止めようと急ぐPC達の前にかつて倒していった[殺戮者]たち*2の影が、彼らはいまだメルヒナに魂を囚われて使役されているという……実はデータ的には全部メルヒナの≪魔獣召喚≫として扱われるだけなのですが、色々過去の激戦を思い起こしたPLさんたちはデータを思い起こしては、戦々恐々とした模様。え?≪魔獣召喚≫4体持ちもたいがい?まあ、それは、それ(苦笑)
  • ともあれこーゆー、いかにもラスト付近といった感じのベタベタな趣向やらシチュが密かに大好きだったりする浅はかなGM、約一名w ところどころに判定を付けてみたり、軽く戦闘など入れてみたりしながらも徐々に火元は押さえられ、混乱も沈静化していく、って感じで。大きく、どーんとひとつやって一気に解決!ってのも良いですがこういう感じでチマチマ地道にひとつひとつ解決してってその結果、ってのも結構好きです。しかし、惜しい、あと1シーン費やしてたら≪恩讐を越えて≫は消えたのにw
  • なんとか被害は最小限で済ませて、調べ上げたメルヒナの居場所はドラッヘンブルク編、一番最初の話での[殺戮者]、エルナークが居た地下墓地*3、メルヒナと対峙します。ここまで来て基本スタンスを曲げることはしませんが、いよいよ最後という事もあって基本は飄々といつものように“どこかはぐらかすような”感じで応対しましたが、ちょっとだけグュクを半ば愛してる風な感じを漂わせて見たり、シリアスっぽいことを言ってみたりとやってみました。多分、ローエ達相手にこれ以上を語る事はしないでしょうが、気が向いたらこの辺りをもうちょっと掘り下げるアクトとか作ってみても面白いかも……エピックプレイって便利♪
  • そして、戦闘開始。時間制限なんてつけたのも、全て今回の戦闘が長引くものと予期していたからですw ≪魔獣召喚≫を駆使して多彩な攻撃を繰り出してみたり、いちいち≪瞬間召喚≫で盾にして使いつぶしていくのが第一ラウンド。≪奈落堕ち≫に≪魔汁の印≫を展開して*4<言霊>をベースに≪連続魔法≫および≪高速詠唱≫と多彩なバステ攻撃で広範囲に乱れ撃つオフェンスにちまちま<言霊>で避けてくるディフェンスを相手にHPを削りきるのが第二ラウンド。私は楽しかったんだけど、やっぱり扱うデータが多くて時間は大分長引いちゃいましたね。次回のグュク戦はもっと分かりやすく、派手に壮大にって感じを指向してみましょうか。
  • そして、大過を乗り切ったドラッヘンブルクを後にいよいよ道は、数ヵ月後の三王会戦へ。EDではグュクの暗殺のために、クランツを雇おうとするローエとのやり取りがいい感じだったかと。あと、やっぱり濡竜将同士の会話は普通に映えます。いよいよラスト一回、頑張れグュク!ローエ達に勝って……それでも歴史上やっぱりお前さんは死ぬんだけどなw

という感じでたらたらと単発を折り重ねてきた、ブレダアクトも次で一応の区切りを見せます。まあ、ブレダ陣営なキャラにしてみれば1070年にガイリング二世が復活してからが本番って感じですし、実は自分の扱ってる時代はほとんど谷間といえば谷間の時代を埋めたに過ぎないのですがそれはそれ、ラストはラストってことで。これから先の未来を切り開くためにも頑張って生き残ってくださいな、皆様♪ってことでひとつ*5

*1:逆に、逃げてきてそれで入れないと分かると混乱が起きて大変なことになる

*2:具体的に舞台をドラッヘンブルクに移してからの4本に出てきた計4体

*3:一応、どう考えてもこの状況で人目に付かないような、情報が漏れないような場所って意味もあるのですが、ねw

*4:≪幻影の印≫は流石に消されましたね、当たり前ですがw

*5:参考までに次回で生存印可を得ているのはクランツだけのはず。まあ、天下の三王会戦ですし、死ぬにはいい日かと(ぉ