ネギま!の17巻


魔法先生ネギま!(17) (講談社コミックス)

魔法先生ネギま!(17) (講談社コミックス)

買ったのは昨日、実はちょっと雑誌の方で読み逃がしちゃった部分があったせいもあって、普通に楽しみにしていたりしました今回。やっぱりネギま!のクライマックスシーンの描き方は素直でカッコよくて好きですね。


と、いうわけで怒涛のクライマックス!なノリは修学旅行編以来、今度は随分人数増えたけどどーやって各キャラに見せ場つけて盛り上げるんだろうと思ったら、王道基本な「ここは任せて先に行け」の連発w 一気に単行本で読むと特に盛り上がりますね。色々なキャラが出てきてはラストをネギに託していく流れがテンポ良く流れてて、上手く出来ています。うん、せっちゃんと明日菜がラスト復活して出てきたのは嬉しいけど、でも最近せっちゃんが負けプレイを満喫していてちょっと切ないw 龍宮も楓も勝ちキャラ全開なのにw ああ、でもそこがせっちゃんのいいところ(ぉ
あと、本誌読んでる段階でコタローが出てきたのに素直に驚いたり。ほぼ存在を忘れかけてた、ごめんコタロー(苦笑)


さて、ともあれ。それで一体どこを抜かしたかというと……カシオペアvsカシオペアから夕映っちがネギと会話するシーン♪だから雑誌で追ってるときは超との対決始まるところで切れて、夕映がネギをはたいてるところから始まって、一体どーゆー話の流れでそうなったのかまったくわかんなかった♪…うう、満足です、そーゆー流れだったのね(ぉ ネギの結論はなんだか結構割り切ったなぁ、という印象というか。まあ自分はダブルクロスなんてゲームが好きな影響もあってか、世界が救える可能性より今居る日常の方が、という結論はなんだか普通に受け入れられてしまうのだけれど(苦笑)10歳の少年キャラにしては随分、割り切った考え方なような気がする。このあたりはやっぱり微妙に真面目でいい子なだけじゃない、ネギのキャラと背景かなぁなどと、私は好きですけどね、そういうとこ。


ま、ともあれ怒濤のクライマックス戦闘終了、のところでこの巻は締め。全体的にいいクライマックスで好みですけど、特筆するなら描写、演出に力裂いてもらってる龍宮vs楓の中の「転移魔法符!」「一枚80万と高価だがお前になら惜しくない」ってあたりのやり取りが特にお気に入り。後はやっぱりネギvs超のラストバトルは上手く描いてると思いました。カシオペアvsカシオペアから始まって全力魔法合戦と実に盛り上がる感じで、改めてこの人の描くバトルは好きだなぁ、という印象。特に魔法のぶつけ合いは今までネギが互角でぶつけ合う魔法の撃ち合いってシチュを見たこと無いのもあって*1自分の中では凄い盛り上がったりしました、いいクライマックス。


さて、本誌の方ではいよいよクソ長かった学祭編そのものも終わりそうですし、話も次に進みそう。次はどんな展開になるやら。

*1:確か。そもそも互角の相手と渡り合うこと少ないし、ネギw