「霧の館」

これは2週間は過ぎてないかな?多分。


ともあれ山鳥先輩プレゼンツなブレカナアクト。酒を入れた後だったものでなんとGMたる山鳥先輩ご本人はほとんどシナリオ内容を覚えておられないという素晴らしさ、よって小生がここに記録しておくものでありますw

今回はオーソドックスにファンタジー、迷い込んだ霧の中にもう滅びたはずの館が……という感じのノリ。参考までに時代は1070年で。


セラフィルシア・フィルスミーニア(アダマス=ディアボロス=コロナ/46・♀)

PL自分。トリエル湖東岸に領地を持つウニオン所属の方伯にして聖剣ペナンスの48代目の主、なんだか横の狼少女が呼んでいたような気がしたので投入してみるw 最近は意図的に他のPCを使うようにしてたから、1043年の治水工事アクト以来ですか。ともあれ、三王会戦の戦場で最後を看取った騎士の形見をとある屋敷まで届けに行って…という流れの導入。あいも変わらず簡単にフラフラと出歩く人なのでした(苦笑)
ヴァネッサ・フォルテン(グラディウス=フルキフェル=アルドール?/21・♀)

PLkarasawaクン、アルカナそのものおよび並びは自信なし。上3つ他、アクアとアングルスあたりを加えて適宜選んでる印象があるもので(苦笑)ともあれすっかりおなじみの白雉系獣人少女、ヴァネッサです。思えばSword of Sunの時代から続けて彼女の保護者っぽい立ち位置は8割方自分がやっているような気もする、気のせいだろうか?w ともあれ今回はセラフとコンビ導入で遺品を届けにいく導入。
ルカ・クラインフォルセ(アクシス=オービス=デクストラ/22・♂)

PLtatariクン、「パラモルの神子(1回目)」で投入された元奴隷の放浪魔術師さんです。この時代は「パラモルの神子」のEDを受けてヘレン・ベルクフリートのローエ君の元に居ることになっていますが、情報収集のために旅をしていたところ、濃い霧にぶち当たり、不可思議な屋敷に迷い込んでしまって…という導入。前に一時期所領に招かれてレーネと友人になるくらいに留まっていたという設定を元に顔見知りな感じでロールさせてもらいました。
ユイン(コロナ=アングルス=フィニス/外見・人外ロリ?・♀)

PLmugenクン、アルカナの並びは自信なし。特殊因果律「星の朋」を持ったアステエルの女。そもアステエルは種族として衰退しかかっていて、その力を戻すのに人々に妖精たるアステエルの存在を信じさせる必要がうんぬんかんぬん。や、そもそもアステエル=妖精だったかどうかとか些細な疑問はこの際置いておきます。やり口は自前の≪指揮≫の影響を受けたければ妖精の存在を信じろというもの、う〜ん、こういう妙な発想は奴独特のものだなぁ、真似できない…する気も無いが(苦笑)ともあれ妙な霧の館の話を聞いて調査に向かう導入。
  • 話としては、当主が戦に出て後*1、代行していた妹が病気でなくなってしまい今では誰も住まないはずの館。だが、不可思議な霧の向こうに招きよせられたそこは薄ぼんやりと明かりが灯り、兄の帰りを待つ屋敷の主たる少女とその側に仕える執事が住んでいた…というような感じのオーソドックスなファンタジーっぽい感じ。
  • まずはルカの導入、ルカはその屋敷がもう廃墟同然になっていることを知らずにただ迷い込む。一晩の宿を求めたところ、屋敷の主らしい盲目の少女に“兄”と呼ばれ戸惑う。どうやら少女は戦に出たきり帰らぬ兄を待ちわびているようで口裏を合わせて付き合ってやってほしいと執事に頼まれるルカ、まあ宿を貸してもらうのだから、とそれを承諾します。
  • 一方、セラフ&ヴァネッサ。付近の村で目的地の館が既に廃墟であること、霧が酷くて旅人が幾人も行方不明になっているらしいことを聞くも“ならせめて遺品をそこまで届けてやろう”ということでその館に向かうことに。
  • そこに館の話を聞いたユインも合流してきて霧の中、館に迷い込むのですがここでヴァネッサが[登場判定]に失敗してはぐれるw そこでヴァネッサが辿り着いたのは実際、廃墟になってしまっている館の跡、というシーンが設けられました……黙れ、ヴァネッサ、迷子になったのは君のほうだぞw 幾つか先への伏線っぽいものを得るも自分だけでは良くわからないので他のキャラとの合流を目指すヴァネッサ、このあたりは上手くアドリブでシーンが作られてて良かったかと。
  • というわけで何とかヴァネッサも霧の中に迷い込んでPC合流。朽ちることなくちゃんとした形で残っている館の門を叩くも執事はあんまりいい顔をしていない様子。ともあれルカのとりなしもあって中に入れてもらい、部屋をあてがわれることに。
  • まあ執事さんの言い分としては兄の帰りだけが支えの少女に酷な現実を突きつけるな、という感じ。この執事が実に慇懃無礼で敵意丸出しなもので普通にぶちきれかけるセラフ、精神修養が足りませんな、ただでさえ慇懃無礼系は嫌いっぽいのに(苦笑)
  • しかし実際にはこの館に住んでる少女は病気で亡くなったはずで、実際廃墟になった館をヴァネッサが見ている、そしてそこはかとなく漂う闇の気配。警戒心を強めるPCたち……ってのにお〜い、出された食事をそのまま食べていいのか?w 真っ当な食材なんか存在しないはずなんだぞ?w フィニスだからってバクバクと料理を喰らったユイン始め普通にDPダメージを喰らったのがGMのアドリブかどうかは定かでは無い、山鳥さんの記憶にない以上、本当に定かでは無いw
  • ともあれ、何かあることだけは確か。調査を進めていくと地下室に大量の人骨が、どうやら行方不明になった旅人達の成れの果て、のようで迷い込んだ旅人を連れ込んでは“兄”の代わりをさせて粗を出しそうになっては殺してということを繰り返してきた模様。問い詰めた執事の様子から少女の精神が既に闇に囚われてしまっていることを察したPC達は少女の部屋へ。折りしもその時、“兄”として少女の話し相手になっていてやったルカが自分が兄で無い事を少女に告げて、少女の様子が豹変する!
  • という感じでクライマックス。ふむ、普通に執事はクライマックス前で折れて説明キャラになっても良かったような気がするが*2まあともあれ戦闘に。毎度毎度というか初期作で勝てるという表題とは全く裏腹に普通にペナルティをかけたいやらしい攻撃を繰り出してくる上、少女が兄を模して創った人形までお供に居るという極悪布陣。オーライ、まずは確認しよう、だからそれじゃあ初期作キャラには勝てねぇんだよっ!w 結局、ベースで30点くらい使っているキャラたちが幾度も経験点の中途使用を申請する激しい戦いに。なんとか犠牲者なしで勝利はしましたけれど。
  • どうやら少女は死の間際に魔神・ペルモーを召還してこのような舞台装置を設けた模様、少女の死と共に魔印が砕けて霧が晴れ、館は廃墟へと戻っていく。セラフは兄の遺品を少女の部屋があったあたりに埋めて上げて、一路所領へと引き上げていく…というED。


うん、やはり山鳥さんの好みなのか、どことなくやりきれない、物悲しい感じのEDになって私の好みに合いますねw 滅びたはずの館という舞台設定もファンタジーしてていい感じでした、普通に結構不気味な感じが演出されてて良かったし。難癖をつけるとすればやっぱり執事はフラグを踏んだらちゃんと説明キャラになるようにしておかないと、状況が推察でしか分からないってくらいかw まあたまにはこんな真相は霧の向こうってのも悪くはありませんけど。

しかし本当になんも覚えてなかったなぁ、山鳥さんw 最初に話を提案したのはtatariクンであって私じゃないんだが(苦笑)ある意味インパクト強いユインのことはおろか、自分で出した[殺戮者]のことすらはっきりとは覚えてないものだから。やっぱり酒って怖いなぁ、と思う瞬間w 別に人格変わってるわけでも挙動が怪しいわけでもろれつが怪しいわけでもないものだから余計に性質が悪いw

ともあれ楽しませてもらいました、見てる限りではGMやってるの、普通に楽しそうに見えるんだけどなぁ。GM続けたらPC1とかやる可能性はゼロですぜ、山鳥先輩w などと妙な事を吐いてみたりして締めてみます。

*1:セラフ&ヴァネッサが最期を看取った人です

*2:おかげで真相のあたりはおおよそのPC並びにPLの推測でしかないわけだが