ロストレクイエム・第三話「花火に消された言葉」

やったぜ、今回は次回実施予定日の2日前……なんてふざけた勝利宣言はさておき。本当だったら3日前になっていたんだという見苦しい負け犬の遠吠えもさておこうではないか*1

今回はGM様ご謹製のオリジナルシナリオということで学園祭を舞台にキャンペーンヒロインの一人、国府津由宇にスポットを当てたお話でした。まあオリジナルとはいえキャンペーン全体に関するネタバレなどある可能性もありますし、例によって閲覧は自己責任で。

武宮 大地(ファイター1・サイキック2・レジェンド3/16・♂)

・周りの女の子が増えました(ぉ ともあれ今回は刃金メインの話ではありながら、そのテーマはやっぱり密接に大地クンにも絡んでくるわけで。キャンペーン全体を通して上手い具合にターニングポイントと出来たのでは無いでしょうか、とか。
・≪勝利の風≫は非常に強力な特技ですが、構成上自分に使われることはまず無いという仕様w うん、補助能力まで総合で捉えるとちゃんと強いんですがね(苦笑)頑張れ主人公w
刃金(スカウト1・オーヴァーランダー4・リターナー1/20代後半・♂)

・で、主役さん。その死にフラグ乱れ飛ばしっぷりに、ミドルで演出&シーンセッティングにマリーシを吐く覚悟はもういつ死んでも満足だと思っていやがるな、中の人w ともあれやっぱりスポットライトを当てると映えますな、特にクライマックス。だって…
・さりげにまたトドメもっていったし、なw 脅威のBOSS撃破率3/3は安定した攻撃性能と今回投入の≪無限のひらめき≫やら≪奇襲攻撃≫、ヘイムダル所持などによる決定率の高さが要因かなぁ、と分析してみたりw
榊 雪花(Wメイジ2・アルケミスト3・ホムンクルス1/16・♀)

・いや、普通にやってればというか本来は魔術師連盟型・依頼導入でしかないというこの現実w ともあれ学園祭回りを普通に楽しんでみたり、告白にトライする由宇を見て少し陰のあること吐いてみたりと上手く光と影っぽいところを両方演出できたかなぁ、などと思ってみたり。
・いえ、私はトドメなんかどうでもいいんです。とばかりに≪リミットコード≫から大量虐殺・露払いを務める係が定着しつつある今日この頃、ひとつコンセプト的に完成はしたかなぁとか思ったり思わなかったり。
結崎ほたる(Bマジシャン3・フォックステイル2・アーティスト1/18・♀)

・密かにやっぱり国府津由宇の話となってくると美味しいポジションに回される良い脇役。それはそれとして学園祭演出に一番力を入れて居たのは間違いなく彼女でしたなw 半ばハルヒの鶴屋さんに成りかかっていたのは、はたして今回限りのことなのかどうかw
・地味っとBマジを上げて攻撃力に梃入れを始めましたw これが次のレベル≪ファイアブラスト≫までいくと普通に範囲攻撃出来て多少、雪花の負担が減るかなぁとか見ていたりいなかったり。
鹿狩 修(Wメイジ1・ダンピール4・ルーンナイト1/21・♂)

・なんと言うか放っておかれると、そのままで流されるのは割と悪いところなのでは無いかと思ったりもする今日この頃。クライマックス直前で大地を説得するところは普通にカッコよかったけどその辺りはPC総出で見せ場というか出張ったところだし(苦笑)
・そして戦闘修正王者の地位を確固たるものとすべく今回取得は≪高貴なる血≫。あえて魔導&抗魔を選択して上げだす辺りに王者の余裕を感じさせるw 
  • 構成としては、未来からやってきた謎のリターナーが万色学園に集まっているクエスターたち*2を襲撃→そのリターナーは非常に特殊な弾丸を使っていて襲われたクエスターの命が危ない→解決するにはそのリターナーの身柄を直接押さえるしかないようだ、一体その目的は、そしてその正体は…と言う感じの流れ。正体の方はぶっちゃけハンドアウトなどプレアクトの段階でおそらく未来から来た国府津由宇という察しが付いたため、アクト中の疑問はおおむね目的の方に絞られていたでしょうか。
  • で、目的を聞いてみるとどうも由宇が来た未来では世界が滅んでしまっていて、それを引き起こしたのが武宮大地だとか*3。この辺りは先への伏線にも絡んできてるのかな?まあまだ折り返しても居ないのでその辺りはまだ保留です。
  • ともあれそれはそれとして学園祭パートも普通に楽しませてもらいました。やっぱり学園ものだとやりたくなりますよねぇ(←前科持ち ノーマル×3な由宇/現在*4金魚すくいの判定で普通に延長戦まで持ち込まれて負けましたw とか何とか色々やりましたが、ほたるさんというかtatariクンが凄い張り切って演出していらっしゃったのが印象的w 刃金&鹿狩先生は放っておかれる形になって多少申し訳ないかと思いましたが……まあ、刃金はNPC普通に乗っ取ってて楽しそうだったし、鹿狩先生は別に普通に参加すればいいんだから自業自得だよね、多分(苦笑)
  • あと、少しだけ刃金の正体に関して突っ込んで見ました。多分、色々突っ込んでやった方が、刃金的にも美味しいよね…多分(汗)この辺りは設定の構成上、刃金を突っつくと大地クンのほうにも微妙に繋がっていて一粒で二度美味しい、いやぁ、甘露甘露(何が
  • ともあれ、クライマックス直前で未来の世界を護るために死んでくれという由宇/リターナーにあっさりと頷く大地クンをPC総出で説得して回るあたりが私的には今回のハイライトだったでしょうか。スポット的には刃金を一番に当てながら、テーマとして大地クンの内面の方に触れてその変化を促すようになっている構成は普通に上手いなぁ、と思いました。
  • 戦闘は50m離れたところからすっかりコンバットな仕様になってしまった由宇/リターナーが長距離狙撃してくるところ、間に挟まった雑魚を蹴散らして距離を詰めていくというアルシャとしてはオーソドックスながら間違いの無い、面白い戦闘だったのでは無いでしょうか。タケミカヅチが2発もあったせいで、ギリギリの刹那で普通に死人が出そうになりましたが*5何とか全員生還しました。


という感じのシナリオでした。
おそらく集中してスポットを当ててもらう話の無い国府津由宇へのフォローとか、大地の内面やら刃金の設定をきっちり表現して転換点とするための話であるとか、さり気に次回でスポットが当たるだろうアラヤ&アマラ兄妹のキャラを深めてたりとか、で割と上手く作られたオリジナルエピソードだったのではないかなぁ、などと思ったり。

正直な話、GMのGハイパー氏とはほとんど遊んだことはなかったですし、ましてGMとしての能力など知る由も無かったのですが、今回の話の作り方など見てると安心して残りも楽しめそうかなぁ、などと思ったのが感想でしょうか。

あとそれと録音を聞きなおすのが楽だと、色々反省点が見えてよいですね(苦笑)例えば、自分どうもノリのいいシーンになってくると、会話のちょっとした間やら軽い沈黙なんかをリアルで取り出す癖があるようで*6その辺りとか多分悪癖だなぁなどと思ったりしたのを…次回以降に活かせるといいなぁ、と思いつつ癖の矯正は難しいだろうなぁなどとも(言い訳


ともあれ次回はいよいよキャンペーン折り返し、というわけでいよいよ楽しみにさせていただきます。

*1:いや、日が変わってるからやっぱり1日前なんてぎゃふんな事実はもっとさておくw

*2:まあ主に咲紀のことだけど

*3:刃金のそれと同一だけれど刃金は“失敗”した後の記憶が無いという修正パッチを喰らいましたw

*4:ややこしい表記だが仕様ですw

*5:具体的にはトドメをさした刃金、もうちょっとダメージが走ってたらタケミカヅチで死んでたw

*6:多分、PCへの移入度が高くなっているのでしょうね