「彼方の絆」第0回〜今回のビックリドッキリDロイス〜


そういうわけで早速今週末からスタートします、キャンペーン。先週は枠の割り振りとキャラ作だけ行ってもらったのですが、実は細かい設定やら決まってませんし某掲示板上ではちょこちょこデータ弄るかもという申告が数件上っておりますので、キャラ紹介すら満足には出来ない状況。

そこでこの度は、今回、バディものっていいなぁ〜という着想から入った私が用意したオリジナルDロイスについて、データ上の思惑やら何やらを書き連ねてみることにします。


あ、一応、参加PLにこれがバレたからと言って別段困ることは何も無い*1のですが“そーゆーGMの思惑なんて終わるまで知りたくない”とあらば見ない事を推奨します。


前置きが長くなりました。とりあえずPLさんたちにも公開した文面を。

Dロイス:“ジェミニ
解説:通称“賢者の石”と呼ばれるExレネゲイドの一種であり、特性として2人で1つの“賢者の石”を共有しその2人ともがレセプターとして振舞うことが確認されている。非常に強力な反面、暴走しやすい“賢者の石”の力を制御するために負担を2人分に分ける形態を取っているのだという説が一般的ではあるものの、そもそもの発祥、その真の力などはいまだ判明していない。

能力:まずこのDロイスを取得した時点で、取得者のロイス欄の中からもう1人の所有者を選ぶことが可能になる。後から所有者と選ばれた方もこのDロイスを取得し、パートナーにロイスを取得する。ひとつのジェミニで3人以上の所有者を生むことはできない。
これにより、まず1人、ないし2人の所有者は別記の特殊エフェクトのうちひとつを得ることが出来る。また、このDロイスを取得する際に指定したパートナーのロイスは自律判定の際に2人分として扱いダイスを振ることが可能となる。
このDロイスを取得しながら、もう1人の所有者を選ばないことは可能である。その場合も特殊エフェクトが使えなくなることは無い(意味が無くなることはありえるが)。ただし、その場合、所有者の登場侵食は常に+2され、また衝動判定に失敗した際に上昇する侵食率の値が2倍になる。この状態はパートナーが死亡したりジャーム化したりした場合にも同様、基準は指定したロイスがタイタス化した際に発生するものとする。

というもの。ちゃんとルールテキストにしようと四苦八苦していますが、要するにパートナーを1人決めて互いにロイスを結ぶ、そのロイスは2人分の価値がある。ただしパートナーを決めなかったり、パートナーがタイタス化するほど大変なことになると侵食率的に色々生きていけないというそういう仕様です。それはそれとしてそれぞれに特殊エフェクト付き、2人で使う事を前提にしてたりするのを初めとしてパートナーで使うと面白いような類のものを考案してみました。コレの詳細は普通にネタバレなので伏せ。
意図は以下の通り。

  • パートナーに選んだ奴との絆を一番に意識してもらうこと。やはりこのへんロイスという制度を持つダブクロは優れています。結局、ガイアと悩み続けてダブクロに帰着したのも、初期コンセプトであるコンビの人間関係を色々考えていくとこちらの方が弄りやすくて楽しいという理由でした。
  • それはそれとしてパートナーとのロイスは可及的速やかに固定化してもらいます。これにより初期ロイス欄は相当に圧迫されます。特にFH枠でやるとFHのDロイス取得が必須であるため初期ロイス欄はそれだけで埋まります。このため制限外での経験点補填を認めたのですが、そもそもこれによりパートナーに選んだロイスの比重が増して、人間関係が歪になっているっぽいのを表現できるかなぁ、などと微妙に抽象的な思惑があったり。Dロイス:ジェミニが実質それだけでは侵食率を圧迫しないせいでUG組も普通にDロイスを漁りだしたのは、ある意味、思惑の外でしたがw ともあれ初期ロイスではほとんどの人間がパートナー以外の人間にロイスを取れなくなっているはず。
  • 特殊エフェクトをいちいち設定したのは、コンビで使って価値のあるエフェクトとか面白いよね、とパラパラ考えてみたら思いのほか上手く*2出来たから。それとか普通に“賢者の石”そのままでやるとウザ過ぎて仕方なし*3だし、全員が使いだすのも面白みが足りませんし、とか色々……必要が無ければオリジナルデータとか作らないとかGuilty Painの反省で堂々ほざいてたことへの言い訳w ちゃんと色々理由はあるのですよ?闇雲に強いデータ渡してるわけじゃありませんw やっぱりせっかくのオリジナルDロイス、多少派手さが欲しいかな、などと思ったのは無いとはいいませんが。
  • ただルール上の処理なんかは重いし、説明はめんどいし、そもそもダブクロが重めのゲームだし、で初心者対応が×*4ということにせざるを得なくなったのがマイナスというかリスクの面。まあ、結局そのおかげかどうかはともかく、ダブクロのことをちゃんと理解している人間が集まってくれたようなので、ある意味思惑通りなのか?ここは自分では判断しづらい。


と、まあ大体こんなところ。これらがどう転がっていくかは終わってからの楽しみとさせていただきますw それはそれとしてぼちぼちPCのキャラデータやら設定なんかも上がってきてますので大体の方向性も修正完了しつつあり*5。結論として、ダブクロ久しぶりorキャンペーンでは初めてって雰囲気ですし、GMとして相手するのは初めてという方も2人ほど居ますし、余計な仕込みは既に済ませていますしってところで、シナリオとしてはオーソドックスにダブクロするのが一番だろうという方に向きつつあります*6

……『向きつつあります』じゃねぇよ自分。そろそろハンドアウト作りなさい?w ともあれ、次回はキャラ紹介含めて第一回をレポすると思います。

*1:というか書かない

*2:今のところ、な。実際どうなるかは知らん。

*3:そこらかしこでCL−2が飛び交うのもなんかヤダ、という話w

*4:厳密には△〜×、即答で×にしたのはその場のノリだ…ちょっとだけ反省している。

*5:いつものことです、ベースラインは決めておきながら要のメロディラインを決めるのはPCが上がってきてから、とかw

*6:無論、自分の観点でオーソドックスでしかないがw