現代従者学概論・その4


2日空けておいてなんですがやってしまわないとテンションが持たないので4回目。

残るは盾特化とか支援特化とかで攻撃能力を捨て去りきったコンセプトの話なんですが……そもそも従者使い云々以前にボクがダブクロにおけるこの手のコンセプトにかなり否定的なのですね(苦笑)

まあ、前置きでは長くなるのでここはこの辺で。つまりかなり&確実に使えるだろうというものを厳選して選んでみました、ある意味その3よりよっぽど頭を使ったかも、というあたりでひとつ。


はじめに

さて、まず勘違いしないで頂きたい点を。ボクは防御に回ることや支援することに否定的なのではなく、攻撃手段というオプションを切り捨てることにかなり懐疑的なのだ、と言う話。
そもそもがディフェンス能力というものが安定し難いゲームですし、侵食率というリソースに限界がある以上よしんば護れてもそこでダラダラ持久戦が出来るゲームでは無いわけです。タイタスが即時復活になった昨今、やられる前にやれという傾向がさらに強まったように感じられますし。したがって支援タイプ防御タイプも大いに結構なのですが、いざと言うときに攻撃に回る手段を持たないPCにかなりマイナスイメージを持ってしまうのですね。

よって以下の具体例では全てフルスクラッチで作成可能であり、したがってコンセントレイト2Lvを切ることを前提で話を進めます。正直な話、コンストの環境でコンセントレイトが常設されているなら最低限の攻撃手段に回す1枠を惜しんでまで特化させる意義を感じないのです。コンストでも攻撃レスをやってみようという方には申し訳ありませんが、今回はそういうことで進めさせていただきたいと思います。


防御特化タイプ

さて、ネガティブなことをダラダラ流しましたが実際問題としてはフルスクラッチの環境でコンセントレイトにかかる20点を回せるとあればかなり幅が広がるのは事実。それに実際BOSSクラスの攻撃から他人を護るということを成功させたならば、特に防御能力を持たずその分を攻撃に回しているようなPC諸氏を護る事に成功したならば、彼らが消費するはずだったタイタスは温存されその分彼らに攻撃を持続させられるわけです。
ま、どこまで行ってもダブルクロスにおいてそれが難しいというのが問題なわけですが。その極めた防御手段とやらがBOSSに通用しないとなった時点で一気にやることがなくなってしまうわけです。その辺慎重に、どうせ特化するなら手心なしでがっちり護れる防御方法というものを模索してみましょう……それに従者を活かすという時点で大分パターンは絞られるのですけどね。



まずはその3で上げた不完全な≪氷壁≫付きアタッカーを切り詰めて≪守りの弾≫使いに仕立て上げてみました。というか≪守りの弾≫or≪氷壁≫で達成値防御をやろうとするパターン、1トライに付きいちいち[行動済]になってしまう点のフォローを従者の頭数で補おうという話。
コンストと比較して合計で25点分、技能・能力値に負担をかけます。≪アドヴァイス≫は…まあそもそも敵が1Rに1回しか攻撃して来なかったり、敵の達成値が異常だったり、とにかく≪守りの弾≫が使えなかった時用。若干不徹底で不満ですが何より強みは≪勝利の女神≫5Lvでかなり達成値のごまかしが利く点。いざともなれば自分に≪勝利の女神≫かければ素撃ちでも結構当たりますしね、攻撃。なお≪血の絆≫は本体の行動がこれでは基本的に無駄にはならないためです。その辺割り切って行動1回は割く事にしつつ、他にリソースを回すのもアリだとは思います。何より従者が欲しいのは100%越えだしたあたりであり、それまではむしろ守らなければならない分足手まといですし。
対案としては適当にトライに移行しながら≪勝利の女神≫に使った35点で≪妖精の手≫&≪支配の領域≫使いになってみることなど。どちらにしたところで達成値のバーストの推進&抑制になりますのでかなり有効な手段ではあります。また、後々支援系にシフトしていくつもりならこちらの方が展開が楽かもしれませんね。
成長方針としては≪コンバットシステム≫などで低すぎるダイス数を補ってみたり、≪支援射撃≫や≪ファンアウト≫など行動を使わないタイプの支援を揃えてみたり。無論従者の数を揃えて一般の≪カバーディフェンス≫を付与、≪守りの弾≫がダメだったら即座に肉壁にするプランもかなり実戦向けです。

  • ≪イージスの盾≫3Lv/≪軍神の守り≫1Lv/≪巨人の生命≫5Lv/≪声なき者ども≫1Lv/≪不死者の恩寵≫1Lv/≪赤色の従者≫3Lv


ま、何だかんだで攻撃きればここまで言えるという例、ガード型なので能力や技能などを素無視して130点丸々エフェクトに突っ込んでいます。というかガード型であると通常1人しか守れないのが大いにネックなので(=攻撃切ってまでディフェンスやってんのに守れるのは1人だけか、と)それを解消できる数少ない手段であるという意味では*1かなり期待が持てるコンセプトであると言えます。
ミソは記述により従者が本体のエフェクトを同時に取得しているらしい、ということから常時型のHP増強を共有しようというあたり。これにてめでたく従者のHPは50を数え、本体のHPはワークスなどの兼ね合いもありますが50台半ば〜60くらいであると想定されます。あとは≪磁力結界≫で適当に攻撃を弾きながら抜けてきた分に関しては適当にHPで耐えつつ≪不死者の恩寵≫で適当に回復させます。メジャーアクションが余りきることは明白でしょうから適宜移動に使用して味方のカバーリングに最適なポジションを確保してください。本体は無論限界まで従者を召喚する仕事が残っていますがw 参考までに削るところを削って従者のHP増強に回すのもこうなるとかなりアリでしょうか。
なお必然、かなり強引な方法で従者の天敵である≪極大消滅波≫に対するメタになっています。あと何だかんだで上記のキュマイラエフェクトは全てブラックドッグで完全互換可能です、ふしぎ!w ……なので他の要素や将来の展開を見据えて適宜選択してください。
成長方針ですが、むしろ≪血の絆≫は不要です。これに関しては一斉展開用に≪愚者の軍団≫でも良いかと思うくらい。あとはもちろん従者のHP増強系、初期をトライにしておいてからガード用のエフェクトを追加。あるいはガード無効に備えて≪赤河の支配者≫。あるいはメジャーアクションの使い道として≪鋼の肉体≫に手を出してみるのも良いかもしれません。ま、個人的には少し地道ながら≪獣の王≫に手を伸ばしていざと言うときに殴れるように*2することを強くお勧めしますがw

  • ≪イージスの盾≫2Lv/≪軍神の守り≫1Lv/≪磁力結界≫2Lv/≪電磁反応装甲≫2Lv/≪声なき者ども≫2Lv/≪赤色の従者≫1Lv/≪解放の雷≫1Lv


あまり多くを言うことは無いのですが、上記のガード型の別バージョン。上よりもガード能力に特化して弾ききってしまえばどうと言うことは無い、という風に構えたパターンです。諸々考えるならこちらの方が実践向きかもしれません。上が100%越えで4Dガードなのに対してこちらは6Dガード、かなり上がっていますが必然ガード無視とか言われたときにかなりキツイのです。その辺りは切り札の≪電磁反応装甲≫で上手く緊急回避してください。ダメなら肉壁です、何、上記より≪声なき者ども≫のLvが上がってるので予備は余計に1体呼べますw
なお、≪解放の雷≫は行動が余ったとき用であり適宜他のメジャーアクションやバステ対策、あるいは従者にガード用の装備品を与える類のエフェクトなどお好みでどうぞ。もちろん例によってこれらは成長方針でもあります、大体上のものもそのまま適用できますのでそのあたりが落としどころ……しつこいですが当方のお勧めは本当の意味での切り札になり得る≪バリアクラッカー≫でございますw*3
……しかし色々将来のことを考え出すと上記HP型の例は緊急回避の≪電磁反応装甲≫やら他ガードエフェクトの充実、ならびに≪覚醒の電光≫や≪解放の雷≫の便利さという将来性でブラックドッグにしておいた方が無難だったやも。いや、むしろこちらのトライが将来的に≪巨人の生命≫と≪ペインエディター≫の両取りでHP型になれるのかも。…………あとは適宜皆様の発想力とお好み次第で適当に切ったり貼ったりして調整くださいませ。





大体はこんなところ。ちょっとバリエーションが少なめで申し訳ありませんが。ガード特化の壁を破ると言う意味で従者の手数は非常にオンリーワンっぽいですね。しかし、ルルブ2の追加によってガードはどうなんだろう?GM側としてはやろうと思えばガード無視エフェクト5Lv分持ち、とかわりかし容易に出来てしまうわけで5回分も無視できれば装甲無視の存在で装甲値が当てにし辛いのとそこまで大差はないのではなかろうか?
…む、一応対策めいたものを思いついてみたのでもう一案だけ追加です。


  • ≪孤独の魔眼≫2Lv/≪赤河の支配者≫3Lv/≪氷の城塞≫2Lv/≪赤色の従者≫4Lv/≪炎陣≫1Lv/≪氷雪の守護≫2Lv/


…………う〜ん、かなりのたうちまわってますねぇ(苦笑)一応これでデフォルト赤河の1D+6(8)+氷の城塞で6(9)、さらに1Rに1回まで2D(3D)の軽減が出来ます(括弧内は100%越えの時)。≪孤独の魔眼≫で極力範囲攻撃の倍カバーをすることを避けていけば100%越えでガード無効と言われてもダメージが50半ば越えるまでは従者が生きている目があってさらにダメなら3D追加軽減で足掻ける仕様です、参考までに本体のHPはこの従者と似たようなものかさらに低いですのでお気をつけを。……ということでそれなりに行けるのでは無いでしょうか?参考までにBOSSの攻撃力が見えない間は用心を兼ねてリカバリーの利く本体が積極的に盾になることをお勧めします。鍵は≪氷の城塞≫を活かすために従者の召喚位置とタイミングを上手く考えることと、1R1回の≪氷雪の守護≫をいかに上手く使えるか、ですね。
成長を試みるならHPのさらなる増強と頭数の強化。特に頭数の強化は急務でしょうか、HPを上げた意味が倍増しますからね。あとは無効と言われなければかなり有効ですからガード用のエフェクトを抑えてみたり、それでもガードを信じずに≪斥力障壁≫も抑えてみたりでしょうか。おっとHP回復の≪不死者の恩寵≫を忘れておりました、今でもHP30ですしこれ以上上げるのなら欲しいところですね。最後に……性懲りも無くいざと言うときの為に≪極大消滅波≫や≪黒星粉砕≫はいかがですか、お客さん?w




ルルブ2になってガードの強いエフェクトも増えた代わりにガード無効の手段も増えて相対的に回数制限の無い≪赤河の支配者≫が強くなった印象ですね。効けばそりゃあガードの方が楽で強いのは当たり前ですから、ガード無効をどれだけ警戒するかはPLさんとその環境でのGMさんの嗜好次第ですね。お好みで適宜バランス配分を決めてください。


支援特化


さて、コーナーを作ったは良いもののいきなり疑義を呈したいわけです。一体全体、必死こいて頭数を増やしてまでよってたかって支援をすることに価値があるのか?というか頭数必要なのか、支援特化に?まったく≪さらなる力≫が1R1回でさえなければそういう使い方が出来たのですが、逆に出来るとどうしようもなくエグイのでボクの精神衛生の為に出来なくて結構です(ぉ
……ぶっちゃけ昨日上げる予定だったのが今日まで延びた最大の要因です。それでも捻り出して見たメリットとしましてはまず射程の限られている(というか至近の)エフェクトを自分が動かずにかけるための端末として利用する、というものでしょうか。あとは……ああ一案馬鹿っぽいのを、もう一案さらに馬鹿っぽいのを思いつきました。
どうせ最後ですしね、多分効率は度外視ですが適当に笑っていただければこれ幸い。

  • ≪要の陣形≫2Lv/≪世界樹の葉≫2Lv/≪赤色の従者≫1Lv/≪覚醒の電光≫2Lv/≪領域の盾≫2Lv/≪解放の雷≫1Lv/≪導きの華≫2Lv


さて、そら恐ろしい話ですがこれでも当方はかなり真面目に考えたつもりですw つまり上記の通り至近にしか使えないエフェクトを使うための端末にしようという話。本人が狙われそうになったところは≪領域の盾≫で庇わせます。色々危険になったりして(≪領域の盾≫が切れたりして)必要なくなったら従者は壁にして使い捨てましょう。つまりはその3あたりでやったエグイコンボを前衛エンゲージ&後衛エンゲージの2箇所で展開できるのが売りどころというわけです。……つまりは2局に分かれないパーティーには不要という説もありますが、一応≪要の陣形≫が切れた後も本体&従者で1R2人まで復帰を試みれるという仕様です。なお≪ヨモツヘグリ≫では侵食上昇がきつすぎる、との考えでトライの相方をブラックドッグにしておりますが*4そこさえクリアできるなら支援系として≪さらなる力≫の魅力には抗い難いものがありますのでソラリスへ転向することをお勧めします。ま、そもそも復帰は≪世界樹の葉≫による2〜3枚で十分と言う考え方もありますし、考え方次第ではクロスに留めて≪力の法則≫や≪妖精の手≫、≪支配の領域≫を抑えておくのも十分です。
その3でも触れましたが意外とこの戦闘不能復帰に穴はあります。何と言ってもトドメさされたならイドゥンなり∵再生∵吐けばいいアルシャやブレカナとはわけが違いますw くれぐれも過信はしないように、というか≪加速する刻≫が見えた時点でそれが尽きたと見切るまではこのコンボは危険すぎます。まあ奇襲で使われたらテキストを読む限り≪領域の盾≫は自分にも使えますので頑張ってフォローしてください。不味い運用をすると逆にパーティーを全滅に追い込みかねませんのでご注意を。だからこそはっきりいって戦闘不能復帰エフェクト2枚とか要らないんですけどね、実は(ぉ


  • ≪声なき者ども≫3Lv/≪孤独の魔眼≫1Lv/≪赤色の従者≫1Lv/≪暗黒螺旋≫5Lv/≪コウモリの羽根≫1Lv/≪空間圧縮≫3Lv


…………支援?w どちらかというと防御の方が意味合いはあってますが、そのへんはご容赦くださいw さてコンセプトは単純明快。ひたすらに従者を作り続け、ひたすらに作った従者をBOSSエンゲージに放り込み、ひたすらに従者は攻撃を自分に集めて(基本行動使わないので行動消費のカバーも可)、ひたすらに相打ち≪暗黒螺旋≫爆弾を叩き込むというものですw …………ええ、馬鹿でしょうともw
このコンセプト自体は意外と馬鹿にできたものでもありませんで。やはり≪コウモリの羽根≫従者の足止め能力はかなり強いですし(このへんでまがりなりの支援系を主張w)、前線に行ったインファイター1人は最低守って散ってもらえます。現行ではマイナーでこの従者のエンゲージから抜けて即攻撃できる方法はかなり限られていますので前線のエンゲージが対象になる限りにおいて≪暗黒螺旋≫の成功率はかなり高いといえます。理想的には≪孤独の魔眼≫をあてにして全員最前線エンゲージに入っておくのが良いかと。というか本体が入ってしまえば≪空間圧縮≫が浮きますからね。
ま、それを補って(?)余りある問題点はこの生き物がそれしか出来ないことに尽きますw 本体は飛んでいませんし、同じことをやらせるのはそこまで期待できません。何よりセットアップで放り込む手段がなくなると価値がかなり暴落しますしね、このコンセプト。
逆に言えば他にやることを作れるとかなりエグイともいえたりするのですけどね、これ。例えば全部従者を出し終わった後にBOSSが生きていたら≪黒星粉砕≫を叩き込むとか。つうかこれこそ前線エンゲージが無視されたときに最低限豆鉄砲でもいいので攻撃に回れる手段があればかなり化けます。まあ、それでも一芸・曲芸屋のコンセプトであることは否定しようのない事実であるわけですが。

  • ≪声なき者ども≫1Lv/≪赤色の従者≫1Lv/≪融合≫1Lv/以下渡したいエフェクトを適宜


さあ!世紀末を彩る最後の馬鹿コンセプトです。今度は間違いなく支援系!そして間違いなく複数体確保する事に意味があります!(ぉ …………いや、まあ、そりゃそうだけどな(苦笑)
というわけでいまひとつ使いにくく思える≪融合≫の有効利用案です。見れば分かるとおりですが、他のPC皆様に漏れなく≪融合≫してあげてください、以上!!
つまりは汎用的に有用なエフェクトを残り85の経験点で確保しておき、本体と従者の3人分で一気にパーティー全体を強化する、と。有用性に関しては渡すエフェクトの選定が全てです、回りのPCをよく観察しましょう。傾向としてはエフェクトを本体→従者→他PCに受け渡す過程で使用回数を『全て』共有しておりますのでその辺りの制限が無いものを選ぶべきです。まず一番にハズレの出難いガードないしドッジが出来るセットです。むしろこれがメインであり全てだと言い切ってもいいくらいですが、次に汎用に攻撃力を上げれるもの。ただし出来れば≪ターゲットロック≫のように一旦使えばそれで終わりのものが望ましいです。あとはカバーリングエフェクトとか。
さて、愉快な発想の代償を紹介するターン。とにかく侵食率は諦めてください。3倍振りはデフォ、というかタイタス2枚使った時点で多分3倍でも帰って来れないくらい。何故なら≪融合≫されたPCはともかく本体であるこのコンボの使用者は他PC→従者→本体とエフェクト譲渡とは逆の流れで使われたエフェクト全ての侵食率が逆流してきますのであっという間もなく侵食率はカンストすること請け合いです。現実的には≪声なき者ども≫も切って×2人分くらいまでが限界でしょうか。だって≪融合≫とか120%エフェクトですよ、奥さん?w
……得られる結論としてはこの派手に馬鹿っぽいコンボは切り札というかサブオプションに回すしかないと言うことですね、こんなものをメインに据えてPCが出来るはずがないw ぶっちゃけ要件は従者使いが≪融合≫を抑えておくことだけですので、その時が来るまでは普通に立ち回れるキャラを作っておいて勝負の1〜2Rにこのコンボを使うというくらいでしょうか。そういう意味も込めて普段は上記のような盾役にしておけば普段は皆を適当に守っておいて、勝負どころの1Rで庇う必要もなく全員ガードなり軽減エフェクトを使ってBOSSの攻撃を凌げる、というような運用が考えられますが……どうなんだろう、ぶっちゃけ今までで最大級の机上の空論だよなぁ、どう考えても(苦笑)








ちょっと疲れましたねw ともあれ一応これくらいやれば防御or支援特化でも文句が出ないだろうか、というラインを目指してみました……最後の以外w
何よりFEARゲーにはありがちなのですが、支援特化って特に難しいんですよね。防御特化がお勧めできないのはダブクロのそれが安定し難いからですが支援は一見効果が凄いように見えながらPCの貴重な一行動を使う事を考えると費用対効果にあってないのでは?と思うことがよくあるからなのです。よってPCがただ漫然と支援を撃ってれば義理は果たしているというのは往々にして間違い。特に行動する事にリソースを消費するダブクロというゲームでは。≪さらなる力≫にしたところで対象のアタッカーが侵食率的にギブアップしたら意味がないのだぜ?
という意味でやはりこのように特化して初手を作ろうが将来的には最低限の攻撃手段くらいは抑えるべきだという結論に至るのです、無論賛否両論あるでしょうが。
とにかく具体例の提示は今回で終わりです。あとは適当にまとめっぽく5回目を作ってこのコーナーはひとまず締めることにしましょうか。まあ、ぶっちゃけ、ここまでダラダラと色々具体例とか挙げておいてなんですが、何よりも重要なことをまだ述べていないのですよ……。

*1:あとは≪孤独の魔眼≫などの類かな?バロールもガードに向くようになりましたし

*2:というか≪獣の王≫が強いので本当の意味でいざと言うときのパーティーの切り札になれる

*3:トライにしたせいで≪獣の王≫が取れない。

*4:というかこの現代従者学概論、黒犬使いすぎではなかろうかw