『Sword of the Sun』第四章〜魔神の胎動〜

それはともかく予告どおりちょっと遅めですが先週末に行われました例会キャンペーンでのセッションに対する感想をレポってみようかと思います。
興味がありましたらお付き合いくださいな。


まず登場PCの紹介については前日の日記を参照のほど

『Sword of the Sun』キャラへの雑感編 - Strange/Tone

まずは簡単なあらすじから

いくつかの戦いを経て刻まれしものたちは“魔の杯”と呼ばれていたものの正体を知る。それはかつて100年前に滅ぼされたはずの“魔女”の血統を継ぐ呪われし家系、中でも女性として生を受けかの“魔女”が復活する依り代となる可能性のあるものを呼称する隠語であった。
そしてシュリの身に度々と起る異変、14年前にサーフカルデ家が皆殺しにされた理由、それが共に彼らがその“魔の杯”を継ぐ存在であるが故のこと。“魔女”とはかの大魔神メローディアの数少ない帰依者にして100年前に儀式“暗き夜明け”を試み魔神への転生を果たそうとした恐るべき闇の眷属だったのだ、それが今蘇ろうとしている。
その真実を知り、“魔の杯”を滅ぼそうと試みた組織、モルテ修道会も今や狂信の果てに闇にその身を堕とし、刻まれしものたちの前に潰えた。だがその場に一部始終を見ていたヴァネッサの宿敵、ゲヘリトが現れて…
  • というわけで無様ないち豚人から偉大なる勝ちロールを振りまくハイ・オークへ謎の転進を遂げられたゲヘリト閣下の奇襲を受け、彼が発動させた謎の魔印*1によって不思議空間に閉じ込められる。どうやら過去の記憶の類を見せていく空間らしい。
  • ティルツが見たのは14年前の光景、あのときの惨劇が再現されるのかと思いきや…なんかおかしいズレが出てきましたよ?仇の親玉だと思っていた姉の親友が実は姉の方で姉だと思っていたのはその親友の方で???秘密が隠されているとは思っていましたがこの展開はちょっとビックリした。
  • 調子に乗ってどうせ不思議空間だからとティルツをOPの回想からそのまま8歳児ヴァージョンで合流させてみる*2、ははは他のキャラの反応が楽しい……いやぁ、ダメな人だなぁ自分(苦笑)
  • それはそれとして空間に取り込まれた人の過去の記憶が見られるとあって一同わいわいと今まで甲斐甲斐しく隣についてきてくれてたNPCたちの過去を暴き立てるw ……い、いえ、彼らNPCに合流するために必要だったのですよ、必要(汗
  • 乗っ取れるNPC(エキストラ)が少ないためか今まで(本体は)別段妙な挙動を見せていなかったリヒトゲーベンがドリルのように床に穴を開けたり、こつこつ叩くと扉が開いたりという演出で謎空間の道を導くという演出を始める……どこぞの手品師かお前は(苦笑)
  • 空間を彷徨い、さまざまな真実が明らかになっていく中で“魔女”を復活させる依り代の候補は3人、シュリとティルツ、そして死んだと思われていたティルツの実姉アルヴェーテ。ぶっちゃけイベントを進める*3順番でシュリが犠牲になるかアルヴェーテが犠牲になるか決まりますというGMを前に真剣に苦悩するアイル君の中の人、いやぁ…いい人だなぁ。かくいう私は“いや、話的に美味しいから姉さん犠牲にしてくれて構いませんよ?”と内心外道ちっくなことを考え、他の二人は無責任に面白そうだからシュリを犠牲に〜とのたまっておりましたw 結局そのままシュリを助ける方向で進めることにして私に謝られていましたが……いや、謝られる価値ありませんから(笑
  • というわけでこの不思議空間から脱出するために姉アルヴェーテは自ら依り代となることを受諾し代わりにPC達に道を拓く。そして最後の一押しが必要ということでついに聖剣ターゲス・アンブルフ*4が鍛えられる運びと相成るわけです。所詮は人を傷つける道具を作り出すのだという鍛冶師の業、それに答えを出して今は衰えてしまった師匠の作ったなまくらを“聖剣”へと鍛え上げていく……なんというかある意味でキャンペーン一番の盛り上がりどころですね、格好よかったです、アイル君GJ!
  • クライマックス直前、ここまでついてきてくれたジョッシュとの絡みの中でティルツが“魔法”を取り戻していく…すいません、アイル君。提案してくれた絡みで復活させるのも非常に魅力的だったのですがここは過去の類もバッチリ見てしまった関連でジョッシュ君を優先させてしまいました。ここまで引っ張りもしましたし、ね?*5
  • というわけで不思議空間を抜け出してゲヘリトと対決、ヴァネッサにとっては宿命の相手なんだけど……いや、いつも通りなのがむしろヴァネッサらしいかw ゲヘリトもその辺りを了解済みな感じでやり取りしてるのがなんだかそれっぽくて妙に納得していました。
  • 戦闘は結構厳しめ?相手にもう一押し攻撃系の実弾があったら死人が出ていた可能性があるというところでしょうか。例外的に私は∵心友∵を残していたせいで結構安心して見ていたのですがw
  • その報いかDP:−18のところ解放された聖痕&破壊された魔印は計17ヶ。±0はアウトという無情なルールとD20の分布に恐れおののきながらもも結局1ヶ振りで。“1/20で失敗したら見事私が“魔の杯”として姉の代わりにラスボスになってやるわっ!”と妙な決意で望んだのが幸いしたのか無事堕ちずに済みましたw

おおよそこんな感じでしょうか、私の視点としては。
次回はいよいよ最終回、さりげなく専用掲示板上で“戦闘は2回”などと恐ろしいことを言われてしまいましたw
皆が生き残れるように頑張りましょう、と美しいことを言いながらもブレカナなんだから一人二人死人がでるラストもそれはそれでと思う外道極まりない自分が居ることは内緒です、まる

*1:オリジナルの魔印

*2:挙句の果てに、あの惨劇からもう何も失いたくは無い、前に進むのが怖いという無意識の怯えがあのときの8歳の姿をとらせたのだと言い訳を展開した

*3:過去を覗くとも言う

*4:ドイツ語で夜明けの意味だそうです

*5:とはいえ休憩の合間に前もって提案されていたら大分傾いていたかも、割と唐突に振られたというのもありましてあまり時間とって考えられなかったのです