合宿レポ・三日目後半「守るべきもののために」

いよいよ合宿レポもラスト、こいつが結構長丁場だったためにセッションはこれで最後です*1これもまた事前告知のおかげで大層気になっていたシナリオのひとつ!前もって重いとかシリアスとか言われたら行くしかないでしょう、私としては!(力説)

あ、プリプレイ情報の類は親切にもこちらにまとめられてありますのでよろしければご参照のほどを。

アルシャードガイア「守るべきもののために」 - 月影之薬師堂


というわけで、まずは自キャラの紹介から。PC3枠をいただきましてこーゆーキャラを作りました。

霧乃・E・夕莉(ダンピール・大富豪の少女/ダンピール1・Wメイジ2・ファイター2/15・♀)

・古くから闇と戦い続けてきた名家にして大富豪、霧乃の家に生まれた娘でどうやら母親がヴァンパイアでダンピールとなっている模様。1年前まで昏睡状態に陥っていてそれ以前の記憶がなく、時折起こるフラッシュバックに悩まされつつも手がかりを求めて、また霧乃の跡取りの使命としてクエスターとしての戦いに身を投じる。白髪赤目で身長146cmのまごうことなき人外ロリルックw
・5レベルまでオッケーと言われたので手広く万能&器用貧乏キャラに、こーゆー方がガチ殴りだったり支援特化だったりよりも好きなんです、私(苦笑)≪スロウ≫を使い、≪マジックシールド≫を張り≪なぎ払い≫の範囲物理攻撃をこなしながらも必要なら≪ライトニードル≫を撃つ様なそんな器用貧乏仕様が大好き♪

と、ハンドアウトを読む限り和風な名家のテイスト漂うところを、ダンピなら金持ちで洋館という非常に間違った偏見というか私の趣味に基づきイメチェンが起こっておりますw ちなみに大豪邸+大富豪+臨時収入*2という外道コンボを成立させて財産ポイントはしめて11!!存分に、金持ちお嬢様ロールを満喫させてもらいましたw まあそれ以前に私の趣味と萌えをふんだんに突っ込んだために萌えキャラロールに随分と血道を上げたのですが(苦笑)

参考までに他の方のキャラなど

  • 深谷 揚羽(PC1):PLはto-yaF先輩、当初はイメージどおりに男子高校生だったはずが何を間違ったかな○はに(爆)思い立ったが吉日なシフトのせいで見事日本刀をぶん回す9歳女子という凄まじい構図にw
  • 黒谷 幸和(PC2):フォーチューンサービスの仕事を受けるルーンナイトのおっちゃん、実態はサラリーマンw 大人な落ち着きと悲哀で存分に決めてくれましたw
  • 陸 守月*3(PC4):異世界から迷い込んできた夕莉の家に居候してる青年、ネズミっぽい謎のペットを二匹連れている。コネも繋がっているということで積極的に絡んでいただきました、感謝♪
  • レッドリッター(PC5):PLはmugenクン、凄腕のアンダーテイカー。好き勝手やる枠のはずが話の流れで実は揚羽の兄という美味しい立ち位置をゲット、おかげでえらい格好よく渋くクールに決めていました。*4


というメンバーでスタート。シナリオ内容は簡単に言えば“枝切りの騎士”エルヴェとミリアが奈落に侵食されかかってる自分たちの世界とブルースフィアの境界を破壊することでブルースフィアに奈落を侵食させ、少しでも自分たちの世界の奈落を減らして戦況を楽にしようという動機でそれでPC1こと揚羽のレジェンドとしての力を奪って目的を果たそうって感じの話。

  • まずは各自導入をこなしてPC1、揚羽の覚醒シーン。揚羽に合わせて9歳に縮んだミリアがやっぱり9歳女子の揚羽の胸を貫いて心臓*5を抉り出す中々素晴らしい構図w その後、何も知らない揚羽にアレコレと世界設定を説明していくのはなんていうかダブルクロスの風景w*6このあたりは何と言うかそれぞれの立ち位置から上手いこと“新入り”な揚羽に言葉をかけてやれたかな?ってところ。特に兄貴、格好よすぎです♪やはり兄貴は格好よい生き物だというのは世界法則なのだろうかw 大体このあたりで大当たりのセッションになりそうな手ごたえを感じていました。
  • で、揚羽にとって親友のミリアを止めるにはその目的やら真意やら知る必要があるってことでちまちま情報を集め、足取りを追ってちまっと前哨戦とかこなして、また情報収集してってところ。この辺は上手く出来ていましたね、中途に戦闘イベントを挟むことで情報収集シーンの中だるみを防ぎつつ同時にミリアと揚羽を一旦、引き合わせているところとか。多分、これで揚羽のモチベがぐぐっと増強されてるはずですし。
  • 最後の情報を求めに夕莉の父親の元へ、なんだかノリで当主交代イベント発生w む、やはり良いですね、こーゆーの好きです。何かを継承してどうのこうのって燃えますよね?一気に夕莉のモチベを上げることに成功したような気がします……まあそれはそれとして夕莉は私の萌えキャラですので萌え演出は欠かさないわけですが(ぉ
  • それで霧乃の家が隠していた封印の扉のことを知ってクライマックスへ。別に注文というほどでもないのだけれど、ひとつ自分ならって思ったのはここでようやくミリアやエルヴェの事情が明かされることでしょうか。せっかくミドルに直接邂逅するシーンがあるんだから、そこでもう少し匂わすようなことを発言するとか、何処かから情報を入れるとかした方がPLはともかくPC的に葛藤する演出がやりやすいかなぁ、と思ったり。まあタダでさえ長丁場になってるシナリオですしこの位の方が丁度いいのかも知れませんけど、ただの私見と流していただければ。結果論、今回のPLさんたちは皆慣れているのか、バッチリ決めれましたしね。
  • で戦闘終わって。『ミリアたちがアスガルドという理想を忘れてしまったからこうなってしまった、だからそのことを思いださせてあげれば上手く説得できる』というのは上手くアルシャ的に纏っているいい流れでしたね、凄く納得できました。その辺からの演出は流石to-yaF先輩というか、9歳女子でも問題なくヒーローロールやってましたね、流石。
  • エンディングで光っていたのは個人的には守月さんでしょうか?*7オーヴァーランダーである設定と残したマリーシを利用して改心したエルヴェと共に奈落と戦うべくエルヴェたちの世界へ転移する…その選択だけで鼻血出るほど格好よいですよね。夕莉も見送る形でシーンに出させていただいて萌えキャラぶらせていただきましたw


良いですね、重々しくて。非常に私好みの雰囲気で大好きです♪また真面目に論評するなら普通に重いテーマでありながらもちゃんとPC達はそれぞれに自分なりの筋やら正義を通せるレベルですし事実、鬱展開というものとは正反対に終局できました。よってこの位の重さなら別にこういう重い話が特別好きという私みたいな人種でなくても一般的に楽しめるレベルだと言えるのでは無いでしょうか、いいバランスだと思います、GMさんGJってことで。

しかし本当に楽しかったです。GMのシナリオが上手かったというのもありますが同時にこれはPLのテンションと相性、PC枠の割り振りから出来上がったPCが上手く歯車のようにかみ合ったからこその楽しさだったと思います。例えば、揚羽が9歳女子だったからこそレッドリッターが揚羽に関係:家族と振ったときに“実は兄貴”とかいう発想が浮かび上手くはまったりとか。そーゆー連鎖的なかみ合わせが絶妙にはまったのか凄い楽しい時間を過ごせました。

ちょっと個人的なこととしてはパーソナルクエストのためにちょっと本編とは関係ない演出に時間割きすぎたかな?ってのが反省点、まあ一言二言程度といえばそれまでだしEDなら好きにやればとも思いますけどちゃんと手綱を放さないように気をつけようということで、タダでさえ自分、鬱演出とか入れ始めると調子に乗るんだから。まあ同時にこのキャラは結構気に入りました、データ的にも自分好みですし動かしていて楽しい萌えキャラですw 機会があったらまた使ってみたいですね、おかげさまでなんだか非常にまた色々設定を突っ込む余地のある楽しいキャラに上がりましたし。




という顛末で合宿の日程を終えました。個人としては楽しいセッションでアドレナリンでまくってたのか疲労感やら眠気やらは一切感じませんでしたねぇ、帰りのバスも結局寝なかったし。
ともあれこうして無事に合宿は終了したというわけで、皆様、特に色々頑張られた会長様、お疲れ様でした、ということで締めさせていただきます。

*1:後はまったりヤバめのテンションでイラスト片手間に駄弁ってた記憶が

*2:奈落と戦う傭兵紛いのこともやってるってことで

*3:「くが もりつき」と読むらしいまあどの道、異世界人ですしw

*4:まあ若干PC2の領分に割り込んでたけどその辺は上手く共存できてたと思う。

*5:と同時にレジェンドとしての力、ガイアを奪われたという処理

*6:無論、私にとっては、な。一番慣れてしまったゲームだし

*7:皆格好よかったけど特に、って意味で。