GoBキャンペーン第三話「王太子の書簡」

というわけでクールダウンを兼ねて、先週末日曜にやりましたブレカナキャンペーンをレポしてみます。今回の舞台はヴィンス30日戦争の時期で迫り来る黄金杯の騎士どもを前にヴィンス側に立って色々動く話*1

あ、やっぱりネタバレを普通に含みますので…

セラフィルシア・フィルスミーニア(アダマス=ディアボロス=コロナ/42歳、♀)

・というわけで今回はカールの戴冠には色々反対だし、むしろ側に居たほうがフェリックスのことは監視できそうだし、と少数派なヴィンス側に立っての参戦を決意という設定(もしくは言い訳w)敗勢の陣を立て直すべくアンセル生存を示す書簡を持ったリエッタ嬢の救援に向かいます。
・まあ今回は特に立ち振る舞いが脇っぽかったかな?いつもは脇仲間のスフィー先生にスポットがあたってたからなw それならそれなりに、とスポットの当たってるところに誘蛾のごとくたかりますw 
フリードリヒ・シュローダー(ディアボロス=アルドール=アダマス/18歳、♂)

・今回は巻き込まれ導入と言うか通りすがりの死にかけから例の書簡の本物(安全のためにリエッタの運んでる方は偽者)を託されるという位置。“別に必要というわけでもない”というGMの達しがあるや、ヒルダたんへのフラグをあっさりと放棄してのけるあたりは流石というか所詮というかw  
・ともすればスポットライトからはずれるところ(モチベ的にね)かつての剣の師匠が敵陣営で出てきて梃入れといったあたり流石はPC1待遇ですねw なかなかカッコよかったです。
シェロ(エフェクトス・レクトス/25歳、♂)

・ようやくリエッタ嬢のご登場〜ということで押しも押されぬ今回一番のスポットライト。スフィー先生もピックアップされていましたけどやはりラストのアレがある分…以下、下記にてw
・個人的には真剣に物申してやりたいことが山ほどありますけどね。過去のことを全て忘れ去って見ることができれば一応いつもどおりにカッコよかったのでは無いかと。や、色々あって私にはとてもじゃないがそんな目で見ることは出来んかったが…まあこれも下記にて。
スフィー(フィニス=アクア=ステラ/1045歳(外見12)、♀)

・今回登板回w 転生前の記憶を呼び戻す代償に魔力を失ったヴァージョン。しかも此度は敵の[殺戮者]が当の転生前に知己であった不死者な黄金杯の騎士と来ました。やはり自分にスポットが当たらないならスポットに当たっている人間と絡もうという基本戦術にてちょっとシーンを要求して絡んでみました、感謝♪
・しかしアクアモードは弱かったのだw ≪点穴≫を用いて物理系でバステ貼っつけるコンセプトというかイメージはカッコよかったのだけれど(苦笑)まあそれはそれとしてスフィーを立てるためと称していそいそとミドルで負けにかかるわけですがw 私は12巻でエヴァにこれでもかと負けにかかる刹っちゃんが大好きです♪
ヴァネッサ・フォルテン(ウェントス=グラディウス=フルキフェル/16、♀)

・いつもいつも投げっぱなしでは、というGMの配慮にて今回はヴィンス側に立って戦をしている最中で敵に黄金杯の騎士な獣人が出現するというOP。ただまあ他の箇所のインパクトに比べるとどうしても見劣りするかな、実際それほどそいつとヴァネッサが絡んだわけでもないし。
・魂が告げている、ヴァネッサの隣でなんだか複雑な表情を浮かべながら色々フォローに回るのはとても楽しいと!(以前のキャンペーンでも似たようなことを似たような位置でやったのですw)まあたまたま初期配置が同じヴィンス陣営スタートということで私の隣に居ましたし♪
  • 話の流れは上記の通り、ヴィンス30日戦争期にフェリックスを欠いて敗勢濃厚なヴィンス陣営の唯一の勝機、アンセル王子生存を示す書簡を届けているリエッタを迫り来るカール陣営の黄金杯の騎士達から守り書簡を無事ヴィンス陣営に届けるというもの。
  • セラフは上記の言い訳によりヴィンス陣営からリエッタの救援というか援軍として向かうスタート。それはそれとして冒頭に回想を使って、若いころ単身フェリックスを斬ろうと忍び込んだところでカール・ブリッツにコテンパンにやられてこっそり逃がしてもらうという初期因縁:◎借り/カール・ブリッツを上手く表現させていただきました♪というかフェリックスの御前までは行ったのね、セラフw 重厚な悪オーラを出しながらどこか“知ってしまったこと”への絶望っぽいものが感じられるよいロールでした*2GM様に感謝しきりです。
  • まあシナリオの流れとしてはそれほど複雑なものではなく適宜PCが全員、合流することで本物の書簡も無事手に入りまして、それで後は襲い来る黄金杯の騎士を撃退してヴィンス陣営まで届ければオッケーという簡単なつくり。
  • よって今回のメインは登場する各自NPCとの絡みといったものと位置づけられるでしょう。敵の黄金杯の騎士は3人。1人は巨躯の獣人クロイツェル*3、一応ヴァネッサと戦場で会った感じ*41人はかつてのフリードリヒの師匠ジークヴァルト*51人はスフィーの転生前の親友、不死者の女ゲレトレート。
  • まずは合流地点だった廃城にて襲い掛かるクロイツェル、実はデータがクリーチャーでしっかり戦闘、しっかり[殺戮者]で聖痕の解放付きw ミドルの戦闘にしては結構強かったような感じがします。なんだか防御でマグレCLを結構出されたような気もしますけど、ともあれ大した被害も無く撃退。
  • 次に参るはジークヴァルト。まあ予想通りというかcielx先輩の美学を詰めた演出戦闘を展開。周囲の演出もあってジークヴァルトがもはや怪物レベルの剣豪にw 挙句の果てにフリードの剣は届かずジークヴァルトは寿命で死亡!!w わずかばかり私の美学からはずれますけど、客観評価すれば普通に格好よかったですね、文句無く。
  • 最後のゲレトレートはクライマックスの相手なのでここで演出用小休止w わきわきとシェロがリエッタ嬢を桃色toya-Fゾーンに引きずり込みますw ……や、他に説明のしようも。この時点では『…ったく人に向けて“シェロは育ての親のシェイアお姉さんが初恋の人で潜在的に年上好きだからエファリア*6は“妹分”としか見てないのですよ〜”とか言い訳にもならない言い訳ぬかしたと思ったら結末、11歳も年下が相手かよ*7(呆れ)』と内心毒づくだけで済ませておりました。まあキャンペーン当初からシェロの枠はリエッタと絡むらしいという事前情報はありましたから予定調和といえば予定調和ですしねw …えっと、エファリアとシェロがどんな関係かは「暗天節」のリプレイを参照するのが一番なので興味がありましたらご一報ください、少なくともサークルの人間ならば何らかの形で渡せますw
  • それはそれ、微妙に絡む相手も無く暇だったので前述の通りスポットライトが当たってる“かつての親友と決戦前”なスフィー先生を呼び止めてちょっと絡んでみる、や、感謝w そもそも珍しくセラフが“格上”と見ている相手ですからね、色々話してみるのが新鮮な感じで非常に楽しいのです。
  • 小休止終えて、いよいよゲレトレートとのクライマックス。や、フィニスでルナで…グラディウス?と思ったときに“もしや!?”と思ったのですが本当に≪奈落堕ち≫までつけて防御達成値の圧迫で来たときはちょっとPLに眩暈が来ましたねw まあ結局強引に∵死神の手∵を∵因果応報∵したのが効いて私は一回も防御せずに戦闘が終わったのですが。そのせいかちょっと奇跡の使い方でミスがでたのが反省点。っていうか


スフィー、死んじゃいましたね、てへ♪
まあ原因はキャラ紹介を見れば分かるとおり微妙に実弾を削ってしまった奇跡構成と∵死神の手∵乗った攻撃を∵因果応報∵で返すのに一瞬心が奪われたせい、ってあたりかな*8。う〜ん、ある意味パラドックスペナルティで済む上、経験点に余裕がありすぎるスフィーでよかったと言えばよかったのだけれど…ちょっと反省、戦闘時は(というかアクト中も出来れば、だけれど)可能な限りクールでいよう。動揺のせいかスフィーが死んだことに満足に反応ロール返してやれなかった、マジ反省。

  • で無事(じゃないけど)陣営に辿り着いて書簡を披露する…というわけでここぞ、と余った∵紋章∵を使用しました。で、個人EDは投げっぱなしだったので前回素晴らしいロールをしていただいて気に入った夫と会話することに。一応、ただ闇雲に出しているわけではなく、彼はセラフが弱みや悩みを見せる数少ない人間だからです。断言してもいいでしょう、私は自分のPCの弱さや悩み、“心の闇”と言ったものを表現するのが大好きです!(明後日の方向見ながら)……だからでしょうね、なんかウキウキしてるように見えるとか言われるのは♪*9
  • ま、そんなことはどうでもいいのです。今回のクライマックスにしてハイライト、それがシェロのED。まあ水を流すようにストロベリーな台詞が出ること出ることw 多分、脳で制御してないのでしょうな、アレは。思いついたはしから垂れ流してることは本人が半ば自供してますしw と、いうわけで半ば呆れて見ておったのですが一点だけどうしても聞き捨てならない部分がありまして…

『……側に居ると言っただろう。』

というシェロの台詞。ちなみに“信じていいか?”というリエッタに対する返答ですが。

で、それはそれとして6年ほど前に

エファリア:「…全部、終わっても……一緒に、居て…くれる?」
シェロ:「…ああ、お前が望む限りな。」

などというやり取りがあったような気がするのですが?*10…なんと言いますか、微妙に私怨といえば私怨っぽいような気もしなくはないなれどちょっと瞬間風速で相当量の殺意が湧きましたなw 多分、脊髄反射で言葉を出してる影響とも思いますが。この辺、一体シェロの中でどーゆー解釈と決着が為されているのか実に気になるところです、多分に感情が入ってることは認めながら主観の中でシェロが相当いい加減な男になっていくw

  • と、まあそんな微妙な感情も一発で吹き飛ばす(や、一時的に、だが)ヴィンス公国の秘密♪上手くリエッタの信頼をゲットしたおかげでシェロはそれに触れることになりました。それは表舞台から退かざるを得なくなったフェリックスの現状、彼はなんと…

聖痕の食べすぎで名状し難きものへと生物の階梯をステージアップさせていましたとさ、まる♪

や、色々衝撃だw 元々、理性が切れてほぼ幽閉状態になってるとこまでは察しが付いたがここまでとは。何と言うかセラフが“ペナンスの真の力を引き出す時”がはっきりとPL的に見えた瞬間でした。や〜、こりゃペナンスでも無いと斬れんわ(呆然)

  • あ、それはそれとしてフェリックスのインパクトは凄かったもののスフィーがゲレトレートに助けられて現世に復帰するイメージは非常に綺麗で良かったと思います。特に現世に戻ってきた瞬間の絵が非常に美しくて、BGMとも相まって見入ってしまいました。


というような感じの第三話。次回はいよいよウニオン編ですね、ふふ、どうなるやら♪……ってレポを書いててもあんまりクールダウンできてないぞ?(苦笑)


追記:気付けばシェロへの愚痴が多くなっていますけど……えっと、お見苦しいものをお見せしましたm(__)m
機会があったらちょっと問い詰めてみよう、っていうかエファリアちゃんは普通に3rdでも使いたいけどこのままだと1070年時点でどうなっているか想像しにくくて困る(苦笑)

*1:私のPCは。他の人間は協力はしても別にヴィンス陣営側とも限らないw

*2:詳しい経緯はウェントスSSS1話目参照、ちなみにセラフの初登場アクトですw

*3:魔剣とかそーゆーオチはありません、N◎VAの話w

*4:全体の長さとして冗長になってしまう危険性はありますけど、いっそのことこの獣人、ヴァネッサの故郷の村出身とか設定つけると微妙にシリアス入りかけてるヴァネッサと絡ませるのが面白かったかな?などと個人的には思いましたけど

*5:好きなだけ強い演出をして好きなように死んでもらうためにエキストラw

*6:昔、私が「暗天節」で使ったPC

*7:参考までにエファリアはシェロの2歳下

*8:ちなみに∵神移∵と∵不死∵がミドルでクロイツェルのイベント奇跡使用に対して消費されていました

*9:無論、別の意味で楽しいのも否定しませんけどねw

*10:ちなみにちゃんとMDに記録が残っておりますw