「神々の黄昏」

さて、自分はどっからレポを書けばいいのかな?と見返してみると既に2週間は経過したブレダアクトのラストw


うん、まあ。今さらプレイの内容を細かにレポっても仕方ないし、というかそういうのは既にyakusiクンが上げてくれてるし*1プレイ内容は簡潔に纏めちゃって、GM視点から軽く今回の一連のエピックプレイに関して反省、感想など上げてみようとかそんな感じの企画。



そういうわけで大まかにプレイ風景が知りたければ以下を参照のことw

1/28(日) 「神々の黄昏」 - 月影之薬師堂


まずは結構長く付き合ったので各キャラに関して全体的な感想など

“獅子を継ぐもの”ローエ(グラディウス=エルス=コロナ/22歳・♂)

・まあ言いだしっぺというかきっかけと言うか、“覇王の落胤”なブレダの王子様。最初のうちは別に連続させた話では無かったのですがね、気付けば結局6話くらい連続の話になってましたか。色々“王子様”に与えると楽しそうなシチュでアクトを組んでいって、その結果でじわじわと成長していくのを見るのを楽しませてもらったでしょうか。
・結果として今回の話では大半のシーンのイニシアティブを持っていく羽目になっちゃいましたけど(苦笑)まあ密かに、とはいえ軍を率いて〜という展開にした以上、これは仕様でしょうw その分、ヒルダとの接触など前々からやってみたかったシチュに付き合ってくれて感謝です。
“赤竜”シャルマー(アダマス=ディアボロス=グラディウス/35歳・♀)

・で、そんなローエに長らくくっ付いてアクトに参加することになった濡竜将さん。一応、ローエ以外は別のキャラでも良かったのだけれど、まあ濡竜将は濡竜将で色々美味しいシチュ、特に“覇王の落胤”との相性は抜群ですからこれもまあ良いのでしょう。そういえばシャルマーを始めて相手にしたのはもう2ndの頃か〜、懐かしいものw
・やはり渋系硬派な感じのロールが光りますが、ノエルを突っつきにわざわざ出てくるあたりは中の人の趣味かw 彼女もまたひとつ道を決めたみたいな感じでローエともどもいいEDでした……時間のことさえなければなw
クランツ(レクス=イグニス=ルナ/30代・♂)

・ブルーダーシャフトの幹部な暗殺者、その設定は私が始めて3rdで作ったシナリオで当てたものだと思うとやっぱり感慨深いですなw こちらも別にアクトごとに変えても良かったといえば良かったのですが、まあ続きの要素なんかもあったりする話でしたし自然な流れといえば自然な流れですか。とりあえず中盤から出してみた少女NPCへの絡み方が中の人そのまんまで笑ったw
・基本クールで仕事人な奴が感情的になるときっていいシチュですよね♪大兄との過去やら再会やら演出してラストは「闇は闇へ」朗読の刑にw やっぱりこういうキャラの奥にある感情やらなにやらが見える瞬間というのはよいものです。
“封印されし”ベルカドラス(アングルス=エルス=マーテル/10代半ば・♀)

・最後は途中参加のベルカドラス。設定のはっちゃけ具合において某氏の教皇聖下と勝負できるのはこの人くらいだろうと思わせる元アルカイw ともあれ設定的に上手くグュクの野望と動機を絡めることが出来ていい感じに演出させてやれたのでは無いかと軽く自画自賛w
・と、いうわけでラストはオクルスで締めてみましたw まあ上手い具合に“裏切り”の特殊因果律を昇華するイベントになってよかったのでは無いでしょうか?
  • というわけで大体がお好みのNPCと会って奇跡なり何なりの支援をつけてもらって、それで派手にラストバトルとかそういう単純なシナリオにする予定だったのですが……何だか中途で悪い虫が働いて、いくつか選択肢付きでボーナス変化する三王会戦横断行になってしまいましたw 演出の時間なんかも考えるとやっぱり単純なつくりのままで好きにやらせたほうが良かったのだろうか、とちょっとばかり反省。
  • いや、それにしたところで演出に時間かけすぎだろう、特にローエとシャルマーw まあカッコいい、いいロールが続くので止めにくいというのもあるのですがね。まあ結局のところ、時間制限があるわけではなかったので良いのですが、それでもこの辺はもう少し短縮して締めてもいい演出のまま行けるのでは無いかと追及してみる価値のあるテーマでしょうか、自分も気をつけよう。
  • で、まあやっぱりグュクは相当強く作ったのですが、≪聖歌≫+≪慈愛の光≫と≪信じる心≫はやっぱりウザイなぁw コレがあるかないかでボスの作り方が全然違ってしまう。う〜ん、やっぱり大人気なく≪均衡の印≫×3とか言ってもバチは当たらんかったかw*2今度機会が会ったら≪死刻≫と≪均衡の印≫で大手を振っているマーテル共に思いっきり痛い目を見せてやれる敵を作ってみたいものよw

まあ「神々の黄昏」そのものの反省はこんなもの。実際、中途の演出シーンはどれも非常に良かったし、時間のことさえなければ色々用意した選択肢も悩んでいただけたようで作ったかいがあったので総合して上手く行ったのでは無いかと思います。上手くインスピが働いたらいよいよこの後、1070年以降のこともアクトにしていけるといいなぁ、と思ったりもしている次第w



さて、ここから先はエピックプレイで続けた今回のブレダアクト全体への感想やら反省。

  • 結局今回のプレイ、という意味では1065年付近と1069年付近しかやっていないのですね。ある程度、続きで話を作った以上、仕方無いのですが外伝的に別の時代の話を混ぜてみても良かったのかもなぁ、と思ったりも。まあ、そんなの後から(今から)やっても何の問題もないのはエピックプレイの良いところですね♪
  • 今回は続き物にするにあたり全体通しての敵になるグュクのキャラ設定を大分自分流にアレンジしましたw 一応、後悔はしてないけどアレはどうなのだろう?w 他のPLの皆さんの感想など聞いてみたかったりw まあそれこそ、この続きを作るとなると俺・グュクどころじゃなく俺・ガイリングやら俺・リーズやら演出しなければならないのでもう気にしないほうが幸せかも知れんけど(苦笑)
  • それでもやっぱり私はPCに色々なシチュエーションを与えてそれでそのキャラなりの反応を楽しむのがGMとしての楽しみの根幹にあるような気がする。エピックプレイはその反応が長期的なキャラそのものの成長という風に昇華して描いていけるから私向きなのかも知れないなぁ、などと勝手に思ったり。王道に段々王としての自分を自覚していくローエを眺めているのはやっぱり凄い楽しかったし。
  • う〜ん、やっぱり悪癖と言うかなんと言うか。レーネは某桃根木さんのようにいい気になった演出とかは無い分、まだマシとか言い訳してもやっぱりアレだよなぁ(苦笑)でも好きなシチュだしなぁ、幼馴染で軍師と王様ってw ともあれ自分のPCをNPCに使いたがるのはGM始めた当初からなかなか抜けない癖だったり。うん、それも踏まえて出来るだけ例会で立てるようにしようと思うのかも知れない、例会のキャンペーンだと流石にそんなことはしないしw
  • 以前のGoBのキャンペーンでも思ったことだけれどやっぱりエピックプレイだとPC達はたまたま道が重なってアクトが終わったら道は離れていく、PCそれぞれにそれぞれの物語があってある意味同じ方向を向いているわけでは無い、というのを改めて思いましたか。GMサイドから見てみると余計にそれぞれPCがハイデルラントの世界でちゃんと生きているって感覚が強くなっていい感じなような気がするなぁ、という感想。
  • 戦闘バランスはやっぱりきつく作ってしまうなぁ、性分なのかも知れんけど(苦笑)言い訳すれば昏倒回復マーテルなんて入ってしまうと余計に頭でバランスを考えるのが面倒くさくなってしまう*3。まったく、どうにかならんものか。嗚呼、HPが−【体格】以下になったらちゃんと即死亡になるような魔印とか希望…………そっか、無ければ作ればいいのか、自分でw


やっぱり自分的には決められた歴史の裏から表へ縫うように話を作る方が気楽だし好きだというのが感想なのでしょうか?よってこれからも1070年のアクトはあんまり増えませんw*4
ともあれ、大体こんなところ。次はロスレクのPC枠割り振りでカードに使った関係上tatariクンのリクエストを聞いて話を作っていくことになるでしょうかw エピックプレイのGMはやってみると意外とすんなり自分の中で楽しめるものだったので彼がどのような要求を出してくるか今から楽しみであります、まる

*1:yakusiクン、マジ感謝w

*2:∵天真∵で打ち消されたとき用w

*3:一応それまでは勝てるようにちゃんとシミュレートしてましたよ?ベルが入ってから放棄しましたけどw

*4:っていうかこれまで1回もやってないしw