ダブルクロス・リプレイ・アライブ「覚悟の扉」

読了したのは一昨日ですけど*1。矢野先生のダブクロリプレイは素直にダブクロでやりたいこととかテーマとかを扱ってて好きだわ。

覚悟の扉―ダブルクロス・リプレイ・アライブ (富士見ドラゴン・ブック)

というわけで新シリーズ。まあダブクロＧＭの端くれとして、単発キャンペーン問わず何度か死亡→覚醒のパターンはやっているわけですがｗ やっぱりプロの方はスマートに纏めるなぁ、とか。矢野さんのシナリオは何と言うか丁寧で凄いダブルクロスなテーマが一本通してあって素直に憧れますｗ それに、あんまり意識しなかったことなんかが幾つかあって普通に勉強になりました*2。

……まあ、ＰＬ出来ればＰＬもやりたいんですけどねぇ（苦笑）思った以上に上手く一般人した紫帆に上手くバディものとして対比してキャラを作っていたＵＧＮ組と普通に上手いって感じでいいリプレイでした。ラスト戦闘の柳也の提案なんかは普通に驚きましたし、やっぱり頭は柔軟に使うべきですねぇ。実際難しい話なんですけどね、ＧＭサイドとしてはあまり受け入れすぎると気付いたらシナリオが破綻してたりするしｗ でもＰＬから提示された方向って確実にそのＰＬにとって楽しい方向ってサインでもありますからねぇ、ホントに難しいところ。

シナリオそのものとしては、どうやらめでたく続き物として作らせて貰ってるようで掴みとしてこんなものってところでしょうか。総評はネタやら伏線やらテーマやら全部わかってからになりましょうかねぇ。今のところは可も無く不可も無くって感じ。

あ〜またＧＭやりたくなってきた、次の表のキャンペーンはまたダブクロに戻るのかなぁ（苦笑）。

*1:日、また変わってるし（苦笑）

*2:例えば、アンノウンな主人公はむしろ経験者というか知り尽くしてる人の方がいい、とか。言われて見ればそうなのだけれど、意識したことはなかったや。