ゲヘナのGMやってみました。
さて、1ヶ月は経ってないはずだが。半月は経ってるかな?w
山鳥先輩との交渉カードに使って、山鳥先輩のために作ったのに、例会で立ててと当の本人がいうもんだから、山鳥先輩自身は卓から弾き出されたという悲劇的お話(ぉ
ともあれ久しぶりにFEARゲー以外のシステムでGMをしたので軽く反省点やら何やら自分のために列挙しておく。
さて、テーマはまるで某人間性クイズのごとくPC達にひとつの選択肢を与えること。参考までに
“致命的にタチの悪いたったひとつの悪癖さえ除けば極めて優秀なその街の界羅のトップにして実質的な街の支配者が居ります。今、その悪癖のせいでトラブルがおきかかっていますけど、貴方はその支配者を肯定する?否定する?”
アーキタイプのモデルはロマサガ1のウハンジ様w*1 どれくらい優秀かというと彼が居なくなった瞬間、街は泥沼の政治闘争に突入するくらい。
実質それだけしか内容は無いといえば無いのですがともあれ。ゲヘナは割と退廃ちっくな暗めの世界ですし*2、PC達には設定された信条などございますし、それはそれとしてPCは強く紫杯連に縛られる存在でもありますし、やはりゲヘナでやるのが一番適切だったという話でも有り。この辺に関しては微妙なやりきれなさなども残しつつも、ちゃんと悩んで答えを出してもらったのでGM的には満足です。それはそれとしてやっぱり自分は何と言うか、人間を敵にした話の方が組みやすいのかなぁなどと。ブレカナでも割と事情有りな敵の方が多い気がしますし、いっぺん何にも考えていない獣退治でも作ってみるとよいのだろうか?自身の特性と割り切ってしまっていいのだろうか?
ま、ともかく。残りの細かい反省など。
- ちょっと睡眠時間が足りないまま*3GMして、何が一番弊害があったかといえばプレゼンがいい加減になってしまったあたりかな?ただでさえ自分、あんまり熱いれてプレゼンする習慣がなかったりしますし特殊なシナリオになるであろうことはちゃんと伝えなきゃいけなかったな、と。
- やはり連撃のシステムが楽しいゲームなのでGMやっててもサイコロ振って色々考えたくはなるけれど、こちらもやりだすとひたすら重いだろうなぁ*4w GM側は固定値でやる方がいいんだなぁ、ボスも選択の結果術師なボスの方に流れちゃったし。ややストレス、事故の結果やたら高いレベルで放たれたパニッシュ砲が炸裂しただけでまあ満足といえば満足なのだけれど(苦笑)
- 技能の裁量が曖昧なせいか、比較的PLからの提案なんかを受けいれやすかったような気がする。立てこもるテロリストのアジトに突入するときとか、情報の集め方とか初動の動き方とか。自分的には状況だけ用意して、PLの方から色々考えて動いてもらってそれに応じてシナリオを微妙に弄っていくスタイルの方がやっぱり合ってるのかな?FEARゲーでもPLから色々提示されたことは吟味するようにはしてるけど……う〜ん、演出の範囲と流すようなところでも、ちゃんとPCが有利になるように工夫してるなら些細でもデータのボーナスを上げた方がいいのかな?このあたりは色々意識して考えるようにしていってみよう、すぐに具体的にどう変えればいいとかいう問題じゃないっぽいし。
- 一応、ゲヘナ的にこの結果で満足はいくけれど、もう少しその支配者をやり込めれるような選択肢を上げても良かったかな?でも状況を与えた上で、予定された範囲ではやりきれないED、PLが上手く閃けばやり込めれるってつもりで組んだし、ハッピーエンドを拒否はしないけれどそれをGMから与える仕様ではなかったってことで……やっぱり問題があるとすればちゃんとそれを事前に告げることだな(苦笑)おおよそ楽しんでもらえたようで何よりだが、一歩間違えれば大惨事だ。
うん、そんなところ。やっぱりシステムを作る上での思想やら土台みたいなのが随分と違っていて新鮮で面白かったです。PLでやった経験はあってもGMで取り回してみるとまた別の印象を受けたりもするものですねぇ。機会があったらまた立てるかもしれません。