ロストレクイエム第五話・「ヒトの生きる道」

というわけで予告どおりに引き続き第五話のレポをお届け。

GM様創作のNPCである笹原鈴音さんにスポットを当てたオリジナルエピソードですが、まあ妙なところでロスレクそのもののネタバレ誤爆を起こしても当方は一切責任はとりません、まる


まあレベルなんかは引き続きですし、今回は刃金の死亡を受けてyakusiクンが新たに投入することになったキャラだけ書く方向で。

“金剛の”ファビュラ(ファイター1・キャバルリー5・オーヴァーランダー1/外見20くらい・♀)

・刃金の戦友である“永遠の戦士”のひとり(もちろんHOTの“永遠の戦士”を取得w)。生前に援軍の要請を出していた刃金の頼みに応じてブルースフィアはN市まで向かっていたが、時既に遅く刃金は命を散らしていた…という感じの導入。捻くれた態度の刃金から180度回ってきて王道の“永遠の戦士”なイメージw セイバーとシグナムとアグリアスを足して…割るんだっけ?割らないんだっけ?w
・PLはそのままyakusiクン。データはトリッキーな刃金から180度回ってきて王道な特殊属性+大攻撃力&タフネス+高装甲を誇るフォワード、無論代わりに小器用なことはできませんけどね、≪マインドロック≫とかw
  • 今回は第1話のうちから鹿狩先生のサポーターとして派遣されてきてた、アイギスの戦士である笹原鈴音にスポットを当てたお話。前回EDで彼女が自分の出生の秘密*1を知って世界に絶望してしまう。そこをシャドウに唆されて、人を外れた力そのものを全て否定する世界を“望み”として持ってしまうという話。
  • それはそれとしてインタールードではありませんが、ファビュラさんが降臨するシーンがまず設けられましたw ああ、ホントに雷と共に降りてきましたからね、降臨でまったく間違ってませんw ここのあたりは同じレベルにも関わらず新登場キャラの初登場シーンということで皆、ファビュラさんの強さを立てること立てることw ミドルであった刃金の死んだ場所でその意志を継ぐことを誓うシーンなんかも普通にカッコよかったですね。まあオーソドックスなよさというか、そもそも捻くれたキャラを立て切るには多分時間が足りなかったと思うけど(苦笑)
  • というわけでOP、雪花は不治の病を治すために為されていたホムンクルス化の処置が“否定”されて普通の人間に戻ってしまっている、そのため再び重い病を背負った身体に戻ってしまっていて長くは持たないという導入でした。まさかこの辺の設定が拾われるとは、ちょっと意外でしたねw あんまり嬉しかったものだからついついロールに熱が入って休憩中に“ホントに具合が悪いみたい”と言われる始末w あはは、迫真の演技という奴ですね(ぉ
  • それに比べればまだ切羽詰ってないものの、鹿狩先生の血色がよくなってたり*2、ほたるの両親が狐姿のまま神社に舞い戻ってきてたり*3といった感じで方々に影響が出ている模様。狐になってしまった両親とのやり取りがなんだか微妙にほのぼのしてて気に入ってしまったw
  • とまれ流れとしては軽く情報を集めた後、鈴音が調整された研究所跡に赴き、そこで鈴音の過去の記憶に触れて「思い出の欠片」なる結晶を入手して行ってそうするとラスト戦闘で鈴音が弱体化していくという仕掛け。それぞれにちゃんと演出やら情景描写がついていたり、そこから「思い出の欠片」を集めるのに様々な種類の判定が必要だったりで上手くアルシャ的なギミックとして機能していたのでは無いでしょうか。と一般判定に自信がないものだから2周り目からファビュラさんと共に障害排除の戦闘要員に回った雪花が言ってみるw*4 どうもGM様の想定以上に「思い出の欠片」は集まったようですけど…ま、PC、PLのたたき出すスペックやらスコアが想定を上回るなんてきっとよくある話ですよね。
  • で、鈴音と対面するんですが、ちょっとここの戦闘前やり取りが長くなってしまったのは反省点ですね。一応言い訳するとちょっとばかり鈴音と戦うのにモチベが不足気味だったと言うか、前回アラヤ&アマラの時にそれでも踏ん切りをつけたのは放っておくと他の人間がマナになって消滅してしまうという事態があったためで*5、そういう鈴音の望む世界を放っておくとどういうマイナスがあるか、というのが明確でなかったせいで*6ちょっと会話の中でそういうモチベと言うか要因を探そうとしてしまったのが長くなってしまった原因かな?と自己分析。
  • とまれ、戦闘はGM様の想定以上に「思い出の欠片」を稼いだこともあって比較的安全に勝利まで導けました……まあ、この話第四話の直後にやってるのでそのへんの精神的なギャップが大きかったのかもしれませんが。さりとてなかなか緊迫させるような要素もありましたし、戦闘バランスの面では上手くとられていたのでは無いかと思います。
  • 上記のようにちょっと戦闘前に時間取りすぎたこともあってEDが駆け足気味に。う〜ん、反省事項だ(苦笑)どうも鈴音を明確に止めなければいけないほどの理由はあえて用意されてなかったようですが、個人的な見解としてはそれでもクライマックス戦闘に入る瞬間にはどんなにそれが苦渋の選択であろうともPCのモチベは高いところで戦闘させた方が盛り上がるかなぁと思うと言うか。1ヶのクライマックスに向かってくれるように誘導したいのなら相応にPCにモチベを用意しなければ微妙な空気になりかねないというか。…いや、ぶっちゃけ私もGMで似たようなこと何べんだってやってきたし、幾つかそれで失敗したかなぁ、と思ったときもあったもので。この辺、悩んだ末それでも予定されたクライマックスの方に向かってくれるように誘導するのか、逆にそのクライマックスに向かわない選択肢を選んだなら選んだでそれを尊重するのか、色々シナリオやシステムやGMの嗜好によって変わりそうで興味深いですね、機会があったらちょっと別項で書いてみようかしら*7


まあ、結局問題にしなければならないのは、EDが時間足りなくてちょっと竜頭蛇尾な印象になってしまったことその1点が理由でして。その要因と思われるクライマックス前のムーヴのことを除けば良い素材を集めたいいシナリオだったと思います*8。さらりと次回以降、ラストに向けた流れへの伏線*9なんかも張られていていよいよ物語のスポットは桃根木咲紀嬢へ向けられるのでした〜というわけで以下、次号ってか明日w

*1:実はホムンクルスで本人の記憶からその事実は抹消されていた、という設定

*2:ダンピールの性質が消えかかってるため

*3:≪千変万化≫など人化する術が使えなくなってしまったため、ちなみにほたるは神木の加護で護られてましたw

*4:逆に一般判定のエースはほたる、やっぱり≪地脈の輪≫+≪繕う因果≫が強いw

*5:逆にちゃんと想定ルートどおりに進めるという意味で公式のこういったセッティングは上手いと思いますけど

*6:無論、雪花としてはそのままだと自分が死んでしまうってデメリットはあるっちゃあるのですが。

*7:気が向いたら、とも言う……君がそのうち忘れ去る確率、75%(ぉ

*8:無論、私がこういうシナリオ好きだから評点はきっと甘めだw

*9:主に龍と密羽のスタンスみたいなのをチラッと見せたりとか