ロストレクイエム第六話「喪われし鎮魂歌〜ロストレクイエム〜」


今のところ公約どおり、1日1本ペースでレポってますね。
ということを言い出すとラストの明日あたりは普通にサボりそうですが、まあ、出来れば一気に行ってしまいたいと望む所存。


ともあれGM様オリジナルのエピソードを2話挿入されていまして公式でロスレクに用意されたシナリオとしましてはこれで4本目ということになっています。物語もいよいよ佳境へ、毎度のことですがネタバレとかホントに責任取りませんので。


引き続きレベルは7なのですが、まあ簡単に各キャラちょこちょこと。

武宮 大地(ファイター1・サイキック3・レジェンド3/16・♂)

・PLは龍希さん。相変わらず実に王道に主人公少年やってて好感が持てますな。王道“永遠の戦士”なファビュラとの絡みなんかも実にオーソドックスでいながらいい味わい。フラグという意味ではウチの雪花とのを着々と進行させてて、咲紀が出張ってくる後半戦ともなると咲紀との距離が少し離れているのが少しもったいないかと思うやら、自分のキャラの方に突っこんできてくれるあたり何やら気恥ずかしいやらw
“金剛の”ファビュラ(ファイター1・キャバルリー5・オーヴァーランダー1/外見20くらい・♀)

・PLはyakusiクン。オーソドックスな“永遠の戦士”で与えられたコネクションを足がかりに龍&密羽と積極的に絡み、他は一歩引くようなスタンスを確立した感じ。ま、後半戦は龍&密羽が積極的に話に絡んでくるのでそれで十分に美味いところは取っているという説もありw ともあれ意外とこのパーティーまとめ役、仕切り役みたいなのを決めきってなくて、そういう意味で上手くポジションに入ったような感じも受けました。
榊 雪花(Wメイジ2・アルケミスト4・ホムンクルス1/16・♀)

・PLは自分。後半戦はいよいよ待ちに待ったともいえる洋一郎兄さんの暗黒領域に踏み込めると内心ウキウキしながら雪花は洋兄のことを信頼しきったロールを続けますw 後は設定上親しい間柄という立ち位置をゲットした関係で咲紀と色々絡むのも楽しかったですね、こうしてみるとその全てが“榊洋一郎の実の妹”という設定から端を発していて、我ながら実に上手くやったと思うやら、酷いPLだと思うやらw 
結崎 ほたる(Bマジシャン4・フォックステイル2・アーティスト1/18・♀)

・PLはtatariクン。相変わらず日常のほのぼのなパートとミドルのシリアスなパートのギャップが素晴らしいほたる先輩。どうも夢に出てくる神木の少女が1年前に死んだ桃根木咲紀嬢の姉、水月さんらしいとあってほたるはそういう方向から桃根木咲紀に絡んでいくのでした。なんと言うか、上手く言えないのだけれどあるがままで頑張っているというか等身大な感じというかそんなところが凄い魅力的でいいキャラだなぁと思うわけですよ。
鹿狩 修(Wメイジ1・ダンピール5・ルーンナイト1/21・♂)

・PLは山鳥さん。この人もこの人でその場、その世界に自然に溶け込んでるようなキャラだなぁというか。あと身内に対するアレやコレやを持ちかけられると凄いあっさりと揺れだすのも中の人の特性なのだろうかw そんなだから弄って面白いときっとGMなら皆そう思うはずw ともあれ立場としては今回明確に咲紀に敵対する中、色々迷った末の決断がやっぱり人間味があっていいかなぁなどと思ったり。
  • シナリオ自体はアイギスから反魂香の資料を盗み出した桃根木咲紀嬢が、万色学園地下で育ちつつある世界中の苗木をつたって黄泉の国までくだり、姉の水月を蘇らせようとするというような流れに対して各PCがそれぞれの立場で手伝ったり、止めたりといったそんな感じのシナリオ。
  • まあ、ちょっと咲紀とやりあうんだろうなぁ、というイメージが強かったせいか、咲紀が取ろうとしている手段がまたアラヤや鈴音がやったように例の地下の巨大シャードを使って色々やるものだと思い込んでいたので、咲紀に協力するか止めるかという二択を選んでいいというギミックはちょっと不意を突かれた感じで楽しめたかも。
  • エストとして洋一郎兄さんを調査するように指示されていたのですが、この辺はちょっと下手にごねてしまったかも。“洋一郎の実の妹”という設定はてめぇで言い出してるもので、本来はPC3枠ってただの転校生・マジシュー娘さん枠なんだからもうちょっと融通を利かせて柔軟に対応したほうが良かったような、ちょっと反省事項。
  • ま、ともあれ情報収集なんかはやっぱりさくさく序盤で片付いてしまって、即座に状況は認識、特に例の巨大シャードを使って叶えようというわけでもないし*1悪いことがあるとしたらアイギスから資料を盗み出した一点という程度。早速、選択を迫られるのですが雪花としては自分自身が魔法技術で命を拾ってるような設定だし自分にとっても水月さんが大切な存在だったこともあって、わりとすんなりと咲紀の方に付く事を決めちゃいました。
  • 大地クンは姉のことを想う咲紀の言葉にその行動を悪いものでは無いと感じたため。ファビュラさんは嫌な予感がするということもあって監視目的半分。ほたるは神木の少女に咲紀のことを頼まれたために。鹿狩先生は残った反魂香を使って死んでしまった母親を蘇らせる願望をアイギスの任務より優先。というような経緯で結局、全員が一応は咲紀に協力するというスタンスを取りました。別段、どちらを選んでも*2話は進むという話でしたし、この結果はむしろ意外といえば意外だったやもw
  • ま、このあたりの咲紀とのやりとりやらPC同士での認識やら意見のすり合わせなど、凄く楽しかったですね。普通に、このあたりの葛藤やら何やらでPLも迷ったりするだろうし、逆にそれが目的だったりするのだろうし。これで意外と時間を喰うのが見えてるからこそ、情報収集初め状況の認識は短めにさくっと終わらせてあるのだな。このへんやりたいこと、やらせたいことを出来る限り絞ってあってそれで長くならずに上手く纏ったシナリオになるのだろうなぁ、と。自分でGMやってるとアレもコレもやりたいことを詰め込みたくなってしまいがちなので、見習いたいところだなぁ。
  • さて、というわけで一気に話を進め黄泉の国へ。シャドウの介入も無く、するする話が進むあたりPLは無論、ファビュラさんあたりも警戒を強めている中、咲紀は姉・水月を復活させる儀式を始めます。だが、姿を取り戻した水月が龍を手に取った次の瞬間、龍の変化したアダマスハルペーが咲紀に向けて一閃される。
  • 水月の身体から響くのはシャドウの声、どうやら黄泉の国に水月の魂はなく*3蘇らせた身体は空っぽ、そこにシャドウが入り込んだという話。だからシャドウは静観していたという感じね。
  • 同時に“武器として強者との戦う”という自分の望みに気付いてしまった龍が豹変、水月(シャドウ)の手の中でPC達と戦うことを選択するのでした。……しかしちょっとイッた感じでなかなかノリノリな様子の素敵なロール。龍…どうしようもない娘w
  • 戦闘は色々やりながらも順当にPC達の勝利。龍もシャドウも主我魔器の協調行動を取ってたせいで手数が若干、不足気味だったこととシャドウのリアクション能力が致命的に低かったことが要因でしょうか?
  • それでイドゥンが一枚余ったおかげあって鹿狩先生がちゃっかりと自分の母親を蘇らせることに成功しました。反魂香云々の儀式そのものに関しては何も問題がなかったことはこれにて証明完了w
  • ともあれ、絶望のまま昏睡状態から醒めない咲紀と困惑する密羽、いよいよ佳境であることを告げるニミュエ、そして迫るシャドウとの決着にむけ想いを新たにするPCたちって感じでシナリオエンドです。

ま、それはそれとしてEDでやっぱり洋兄は黒っぽい演出がようやく為されて一安心?(ぉ まあ表紙を見ればクロなのは一目瞭然なのですがw ともあれキャラを作ったときから待ち望んだ展開がようやくラストということで*4ウキウキです♪ それも含めていよいよラストという感じで以下次号、また明日〜

*1:どうもアラヤもアマラも奈落に染まっていたし、鈴音も危険な状態になっていたり、それにシャドウがそれを勧めていたようなこともあってPCレベルでコレで“願い”を叶えようとするのはヤバそうという認識でした

*2:PCが分かれても

*3:神木の少女として神木のところに在ったから、らしいね

*4:キャラ作の時はもっと早期にクロとなるかとも思っていましたw