「辺境伯の最期」


久しぶりにTRPGのレポなどしてみんとす(ぉ

前回の「戦場の嵐」を前編と位置付け、今回のが後編。三王会戦にてアダルベルト・ブリーエンツ二世が討ち死にする話を取り扱ったアクトです。……さらに「騎士の国」から続けたミンネゼンガー舞台のアクトの流れも汲んでいるのですがね、それはそれ。


というわけでキャラに関しましては下記、yakusiクンが書いたこの間のアクトレポをご覧下さい(ぉ

4/22(日) 「戦場の嵐」 - 月影之薬師堂

  • 流れとしては、侍女カーリンに化けた“毒使い”マリエンの陰謀で、魔将グライフなる闇の眷属*1に乗っ取られた狂乱状態のアダルベルト*2を追いかけて倒すといった単純なもの。
  • 最終的にはもうジリ貧のカール軍本営に突っ込ませてシッチャカメッチャカになったところに帝国軍を突っこませるといった(マリエンの)思惑で、要するに帝国に恩を売ると同時に、勝ち目のなくなった戦いからさっさと手を引くための差配、しかもこの過程でアダルベルトの所持する氷の指輪がマリエンに回収されているという一石三鳥くらいのお話。
  • わかってます。アダルベルト先生が死んだのはミンネゼンガーの陰謀なんだぜw って自分も大概にこの手のでっち上げに慣れてきたなぁ*3(苦笑)……ま、どっからか文句が来るまでは多分いいよね(ぉ
  • と、いうわけで流れは単純な分、今回はディートリヒの回想などを中心にキャラ演出に力を入れる方向で進めることにしました。とはいえ、手綱を放すと時間が掛かりすぎるのは経験済み。今回はこの辺、適度に時間を取って上手いこと纏められたような気がします。
  • 今回は特に(前回ちょっと割を食わせた分も含めて)ディートリヒに頑張ってもらった形になりますが、やはり山鳥先輩はこういうときに奇をてらわずオーソドックスに決めてくれて普通に好感が持てますな。アダルベルトより歳いった爺さんは予想しなかったが、いい深みを出していて非常に良し。
  • あと、並行して微妙にすれ違いつつ、前世からの因縁やら何やらを意識し始めるマルレーネとカザンなどやったりもしましたがこのあたりはyakusiクンが上手くエーツェヒルデを動かしてくれて正直助かった。何と言うかこちらが動かせるのがマルレーネだけだと微妙にその辺の距離と言うか間合いが取りづらい所もありまして、流石に全体の流れを読んで上手くやってくれるなぁという感じ。ん?ならやっぱり白鳥人枠を初めっからGMの扱うNPCにした方が挙動は確実に上手く行ったのでは無いか?……まあそれはそれ。この通り上手く行った上でカザンとエーツェのバディは見てて楽しいし言うことは無いのです。この辺は取ってくであろうPLを絞って想定した上での賭けみたいなものだなw 無論、ある程度信頼がなければとても出来んw
  • ともあれバトル。今回は、魔鎧扱いのグライフ+乗っ取られたアダルベルト、という構成。クリーチャー特技を流用して豊富な範囲攻撃回数を確保しながら、複数回攻撃を利用して適切に≪吹き飛ばし≫やら≪害悪特性:マヒ≫などを使ってPCの隊列やら防御を壊すタイプで作りました。あと、意識的に苛烈に攻めて息が切れたらPCにボコボコにされるという感じを目指して奇跡&魔印を構成してみたりも。今回はGMとしてヒヤリ*4とすることもなくPCの皆様は勝利を手にすることが出来ました。毎度毎度ではありますが、皆様に嫌な顔をさせることは出来たようで当方としては非常に満足です(ぉ
  • 最期に僅かに意識を取り戻したアダルベルトとディートリヒが言葉を交わしてアダルベルトは眠るように逝く。最期、なくなっていた氷の指輪の奪還と主を侮辱した事態の黒幕への報復をディートリヒが誓ってEDへ。
  • まあまたそれぞれの道に散っていくのはエピックの定めですが、とまれ前世の因縁を意識し始めてきて、尋ねてきたマルレーネと連れ戻しに来たユリウスを見てミンネゼンガーを潰す事を決めるカザン*5、ということでこれでようやく舞台をヤークストブロンに戻してミンネゼンガー編も本番ってところでしょうか。さて、次回はどうするやら。


という感じで。今回は山鳥先輩PCのディートリヒがメインだったのですが、やはり幾つか回想シーンなど投げてみると食いつきが良く、この辺放っておいていい人*6と、構ってやらなきゃならない人とかって分かれるんだろうなぁと再確認。
ともあれ今回は事前に1)時間の管理 2)経験点の全回収*7 を目標にし、それを上手く達成できたので個人的には満足です。やりたいこともプラスアルファで出来ましたしね。

そろそろメンバー半固定、完全に続いて引くような感じで進めてもいいかも。ともあれ、キャンペーンの準備とかもありますし今のところ次の目算はついてないんですけどねw

*1:参考までにボリヴァトス系列

*2:ただし既に身体は死に体、ギリギリの境で意識が残ってる程度

*3:前科一犯、グュク先生は実はアーグリフ信徒なヴィンランドサガの世界の生き物だったのさってやつw

*4:やり過ぎでPC普通に殺しそうとかそんな意味ねw

*5:この流れも提案してくれたの確かyakusiクンだったな、割とマジメに感謝するべきかもしれん。

*6:正確には放っておいても大丈夫な人、か。あるいは適度に構うだけで十分とも言える。

*7:倍振りさせないこと、魔印があったので割と楽ではあったのだが。やはり魔印を持ってない敵でいかにしてこれを達成するかは難しい課題だろうな。