戦闘バランスについて・その2
いや、ホント独り言に近いものなので他人様に見ていただくような内容ではないのですよ?まあ暇な方だけお付き合いください。
上記のような内容にも関わらずレスをいただきました、何事かとw
今回のPL勢には比較的薄い意識だと思いますが、
過度なリソース損耗を嫌がるPLもおそらくいると思います。
そういうPLと、他者をも巻き込んでのリソース損耗をも厭わず
自己のプレイやゲーム内の目標を優先するPLが同じ卓についた時に、
s/t氏が双方の間でどのようなバランスを取るか、
卓内の意識統一をどう図るかが問題なのではないでしょうか。
今後のマスタリングの際の参考にしていただければ幸いです。お目汚し失礼しました。
言うまでも無いことですが、その他者をも巻き込んで〜というくだりがその他者の同意を得てないんなら問答無用でただの悪いPLです、顧みてやる余地はありません。今回の戦闘バランス云々に置き換えると“他人のキャラ含めて危険に巻き込んででもリスキーな戦闘がいい”ってところでしょうか?そうなるとやや難しいといえば難しいのですが。
ただ戦闘バランスの問題に関して言うならば“今回、弱かったからもっと強くてもいいんじゃない?”は聞いたことがあっても“強かった、でももっと強く厳しい戦闘がいい”ってのは聞いたことがありませんでw そこまで本格的に“ゲーム”を楽しみたいならTRPGの合間に普通の卓上ゲームをなさることをお勧めします*1
ともあれ。例えば話の結末のもって行き方、主にPCなどの動き方(モチベーション含めて)、シーンのセッティング、セッションの雰囲気などなど、そんなものにはすり合わせる余地があります。というかむしろ言葉に出して話し合い、認識をすり合わせて積極的により良い、より楽しいセッションを模索するのは推奨される行為だと考えています*2。
ですが敵の強さ、敵のデータという部分にはある意味すり合わせる余地はないと考えるのです。例えば卓の人間全員が弱く温い敵と戦闘を望んだらGMはそれに応えてやるのが正義なのですか?少なくとも私は御免です。
これはGMにとって敵のデータというものは用意されたシナリオの延長であり、そのシナリオがシリアスかコメディか、ハッピーエンドか切ない系か、とかそういったものと同一の地平に敵が強いか弱いかという部分は存在すると思うからです。キャンペーンでGMからその方が話が楽しそうだからと路線変更していくのはともかく、GMをやっていて“もっとシリアスなストーリーがいい”とか希望を言われたらどうします?受けますか?私なら“だったら他のシリアスなストーリーをやるGMのところに行け”としか言えません、そこはGMの主義思想が現れるところで譲るところではないからです。同じように多分“もっと敵が弱い方がいい”と言われてもおそらく“だったら〜(以下略)”と言うでしょう。
TRPGにおいて“楽しい”は正義です、だからこそ私はGMとして自分が楽しいと思うことをPLの希望を通すために譲る気はありません。ちょっと言い方はきついですが、要するに自分が楽しめもしないのにGMなんてやる気はないよ、ってことでしょうか。
参考までに今回、別にPLさんたちの方から批難を浴びたわけではありません。少なくとも、自分はPLから批難を受けたから反省したわけではありません。単純に自分にとっての戦闘のラインがいつの間にか自分の理想から離れていって相当にデッドリーな領域に入っていたことに最後まで気付けなかったことを自省しているのです。*3
ま、結論としてどの道、厳しい戦闘を譲る気はないということで。安全を重視するために真剣に苦しみもがいて貰えないのなら逆の意味で私にとっては深刻な敗北です。やや脱線しますがシナリオ傾向そのものに関してもそうかもしれませんね、私の場合リソースは支払わせる主義です。だってリスクも払わずにリターンだけ得られちゃったら悩む余地がありませんから。真剣に悩み、苦しんだ末の答えこそ尊いと考えるくちですね、だからしばしばシビアなシナリオになるのでしょう。同様に厳しい戦闘の末の勝利こそ尊いというのが多分、私の主義。多分ここは私がGMをやろうとする限り譲れない箇所なんでしょうね。
……いつの間にか凄いどうでもいいことをダラダラと(苦笑)要はちょっと反省はしたけれどPLに言われたからって理由で厳しめの戦闘を是正する気は無いってだけで終わるじゃない(呆れ)相変わらずダラダラと書くのが好きだなぁ、自分。万が一のここまでお付き合いいただいた物好き様方、ご清聴ありがとうございましたm(__)m